歌詞の無い君へのうた ページ9
モトキside
「んー、んーーー、」
なんか…Aちゃんが机に向かって悩んでいる……
マ「今ね、歌を作ってるの。」
モ「へ、へぇ、……ってすごいな。」
マ「割と歌詞はスムーズらしいんだけど、
中々タイトルが決まんないらしくてねぇ。」
ン「分かる。分かるわぁ、」
ザ「ダホちゃんが言うなら間違いなく難しい。」
ダ「にしても何故急に歌?」
マ「それがね……」
昨日
「〜♪」
マ「……Aちゃん、めっちゃうまいじゃん!」
「え、?ほんとですか?」
マ「うん、まじでうまい!」
「…あの、私、歌が大好きで、作曲してみたいんです!
まさいさんなら機械とか詳しいし……」
マ「俺でいいなら手伝うよ!」
「ありがとうございます!」
マ「ってことがあってな。」
シ「へぇー、まじかぁ、上手いんかぁ。
ワンチャン虹歌えるやん。」
モ「確かに(笑)」
「あーーーもう!」
そしたらAちゃんが立って……
ガチャンッ!
ドタドタドタ
走って……
走った?!
モ「え?!ま、待って!」
シ「どどどこいくんだ?!」
マ「んー、そっとしといてやってぇ。」
ン「え、居なくなっちゃったら……」
ダ「確かに見た目は童顔だし性格もちょっと幼いけど、
あいつは14歳。割とどこにでも行ける年齢だし、
携帯は持っていってたから大丈夫だろ。」
ザ「……そだね」
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作者名:ゆうり | 作成日時:2023年4月7日 23時