どうすんの? ページ4
Aside
役所の人「これで、手続きは終わりですね。
Aさんのこと、大切にしてあげて下さい。」
シ「はい、ありがとうございます。」
〜マサイ宅〜
ン「……でー、どうする?誰の家に入れよっか?」
ザ「んー俺はちょっとゆーちゃんの事もあるしなぁ、」
シ「俺は結構客招くし…」
ダ「俺は今引越しに精一杯…」
マ「俺ん家も撮影でめっちゃ使うなぁ、」
ン「俺子だほいるし……」
やっぱり、ゆーちゅーばーって言うのは
撮影大変なんだろうなあ…
するともときさんが口を開いた。
モ「皆ダメな感じ?じゃあ俺の家においで!」
「…無理しなくて良いですよ。」
モ「え?!無理じゃないよ!」
「……」
モ「じゃあお願い!俺の家来て!あんまり撮影で
使わないし、お客さんもほぼ来ないし、部屋も結構
余ってるからさ!お願い!」
手を合わせて片目をつぶりながらお願いしてくる。
そんなに僕がいるの?
「…ほんとに良いんですよね、?」
モ「うん!」
「じゃあ、お言葉に甘えて。」
ザ「じゃー、決まりだね!」
シ「しばらくはモトキん家でゆっくりしてな。」
マ「でも、なんかあったらモトキ以外にも言ってくれよ!」
「……はい。」
そして僕はもときさんの家に行くことになった。
モトキside
モ「はい、いらっしゃい。」
「お邪魔します……」
モ「ごめんね、俺ベット持ってないからさ、
布団になるけど……大丈夫?」
「えっ布団があるんですか!?」
モ「へ!?」
Aちゃん、大きな声出せるんだ……
出してないだけか。
いきなりだったからちょっとびっくりした、
「ぁ、ごめんなさい……」
モ「いやいや、全然良いよ!にしても、なんで、?」
「僕、今まで床で寝てて、本当の家ではどうしてたか
分からないんですけど、布団にちょっと憧れがあるんです!」
モ「ぇ、……」
床で、寝てた、?
どれだけ酷い人なんだ…
しかも、覚えてないってことは、
まさか親を亡くしたのって幼少期なんじゃないのか……?
モ「……そっか。じゃあ、これから、
今まで出来なかったこととか、憧れてたこと、
俺といっぱいしようね!」
「はい!」
彼女は目を星のように輝かせた。
……なんか、可愛い。
本来はこんな感じの子だったんだな…
それがあんなに暗くなってしまったなんて。
許せない。
いつか見つけ出して
とっちめてやる。
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作者名:ゆうり | 作成日時:2023年4月7日 23時