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youside
すっきりした。
心、脳裏にあるモヤモヤが晴れたんだ。
トラウマはきっと、これのせいだった。
いや、…きっと私はこのトラウマを祓いきれない。
多分、一生付き纏うだろう。
そして私の素直になれない言動も同じ。
…どうしたものかね…笑
江口「なあ、A」
「なんすか」
江口「その弱視、あいつのせいだったんだな。」
界人「そういや、弱視って…」
千晃「Aちゃん、弱視だったんだね…」
「あー、そっか。
江口先輩にしか言ってなかったのか。
そうなんすよ。
だからいつもコンタクトしてるんです。」
千晃「そっかあ、コンタクトしてたら見えるの？」
「ギリギリっすけどね。」
里親「A、言って良かったの？」
「…うん。良いんだよ。
いつもふざけてばっかだったけど、
仮にも頼れる先輩達なんだ。」
界人「…？今まで誰にも言わなかったのか？」
「はい。」
里親「…Aはどんな友達にも
その弱視のことを明かしたことは無かったの。
だから私、拓也くんがこのことを聞いてたのを知って
すごくびっくりしたんだよ。
でも、それと同時に安心してねぇ。
こんなに良くしてくれる先輩がたくさんいて、
良かったねぇ。」
「…ほんと、そうだね。」
里親「じゃ、私が言うのもアレだけど、
拓也くん、お二人も。Aをよろしくね。」
江口「おまかせ下さい！」
「…笑」
江口「あれ、今日は否定しないんだな。」
「気分ですよ。
それより、1人で大丈夫？まだ電車慣れてないでしょ？」
里親「大丈夫だよ。家に着いたら、連絡するからね。」
「わかった。またね。」
里親「えぇ。今度はそこの2人も連れて、
うちにいらっしゃいね。」
「…うん。」
ガチャリ。
「はあー、今日は一段と疲れた…」
江口「そりゃそうだよなー、」
界人「でもまさか、Aの家事情がこんなに
複雑なものだったとは…」
千晃「ほんとに知らなかったな、
A、よく1人で耐えたね…虐待なんて
考えたくもないよ…」
「ま、宣言していたとはいえ、巻き込んでしまって
すみませんでした。」
江口「気にすんなって笑」
「ほんと、ありがとうございます。」
江口「…らしくねぇなあ…」
「◯すぞ」
江口「スミマセンいつも通りデス」
千晃「…仲良いですね笑」
界人「ほんとだな笑」
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ゆうり(プロフ) - .*･ﾟここあ.ﾟ･*.さん» ここあ様の好きな作品にできて良かったです！完読していただきありがとうございます！作者嬉しいです！ (4月2日 3時) (
レス) id: 9260c842a0 (このIDを非表示/違反報告)
.*･ﾟここあ.ﾟ･*.(プロフ) - とても好きな作品が完結してとても嬉しいです！この作品の連載お疲れ様でした！ (4月2日 2時) (レス) id: 9112b3d62c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうり | 作成日時：2024年3月25日 1時
