最後の柱合会議 ページ27
輝利哉「来てくれてありがとう。」
輝利哉「今日が最後の柱合会議だ。
実弥、義勇、ダーマ、シルク、A、…そしてモトキ。
柱は6人だけになってしまったね。他の子供達も大勢
いなくなってしまった。けれど私たちは
鬼を滅ぼすことができた。」
輝利哉「鬼殺隊は今日で解散する。」
全「御意」
くいな「長きに渡り身命を賭して」
かなた「世のため人のために戦って頂き
尽くして戴いたこと。」
輝利哉「産屋敷一族一同、心より感謝申し上げます。」
ダ「顔を上げて下さいませ!」
シ「礼など必要ございません!」
「輝利哉様は立派に務めを果たされました。」
モ「お父上含め産屋敷家ご先祖の皆様も
誇りに思っておられることでしょう。」
輝利哉「……っぅ、…ありがとうございます……っ」
全「……ニコッ、」
「……これからどうなるんだろう、」
モ「ね。」
シ「ずっとこのまま、……なのかな。」
ダ「まぁ、それも悪くないんじゃね?(笑)」
モ「……そうだね。悪くない…かな。」
「…色んなもの、失っちゃったなぁ、……
もし、私が死んじゃっても、忘れたくないなぁ、」
シ「そうだな、……それが叶うなら。」
ダ「一生受け継いで行きたいことだよな。」
モ「でも、いずれにせよ、3人もきっと喜んでるよ。」
「……だといいな。」
春の空は、人生で初めて見たくらい、透き通っていた。
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作者名:ゆうり | 作成日時:2023年3月27日 1時