5話 ページ6
コナンくんから楽譜を受け取る。1枚目がなかったためそのあとが進みづらかった。
「あ、あの！」
『ん？』
「お礼がしたいので一緒にお茶しませんか？」
「たしかにそれいいね！どうですか？Aさん。」
園子ちゃんの提案に蘭ちゃんが賛成した。今日は1日じっくり作曲に潰すつもりだったがまぁ、こんな日があってもいいだろう。
『じゃぁ、かわいい女子高生さんたちと一緒にお話しようかな笑』
私は色々あって学校に行けてないのでこういう平和な学生たちが羨ましかった。この子達の話を聞くのも楽しそうだ。
依然としてコナンくんと安室さんの警戒は解けなかったが。
『あ、学生さんたちは時間がそろそろあれなんじゃない？』
外は暗くなりつつある。この場を切りあげるためにもさりげなくいってみた。
「あ、そうですね！今日はありがとうございました！」
すかさず立ち上がって礼を言う。蘭ちゃんはとても礼儀正しい。いい環境で育ったのだろう。
『んじゃ、ばいばーい。またね。』
「ありがとうございましたー！」
お金を払うためにレジに来ると安室さんが相手をしてくれた。
『あの子たちの分もまとめて払っていいですか？』
「はい。優しいんですね。」
『私がきっかけで引き止めたも同然なので。』
あの子たちはもう少しのこるのかもしれない。そう思ったので5人分の会計を済ますことにした。
「あ、ゴミ着いてますよ」
さりげなく安室さんが服の袖に触れる。
『ありがとうございました。ではまた。』
なんで、発信機2つもつけられなきゃいけないんだ。
当然の如く、私は気づいている。コナンくんはバッグ、安室さんはさっき袖に触れた時につけたのだ。
とりあえず2つとも外して靴で踏みつぶして壊した。
怪しまれるけど仕方がない。だって後ろからくるこの気配は
「Aさん。」
『久しぶりだねぇ、安吾。』
教授のようなメガネをかけているのは前から変わらない。本当に久しぶりだ。織田作が死んでから会うのは。
『急にどうしたんです？』
「あなたの異能力のことで話があってきました。」
『私の異能力？』
私はずっと異能力を使っていない。
使うわけがない。使いたくもない。
『なんで、今更？』
「あなたに、懸賞金がかけられています。」
『は？』
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夕李(プロフ) - 双黒最高か！！！さん» 更新遅くなってすみません！気長に待っていただけると嬉しいです。よろしくお願いします！ (2020年9月13日 14時) (
レス) id: a1ecf080dd (このIDを非表示/違反報告)
夕李(プロフ) - 苑歌さん» ありがとうございます！更新ほったらかして3ヶ月が経っていました...申し訳ないです。これからもよろしくお願いします (2020年9月13日 14時) (レス) id: a1ecf080dd (このIDを非表示/違反報告)
双黒最高か！！！ - 更新待ってます(´TωT`) (2020年9月2日 17時) (レス) id: ec8ec8961f (このIDを非表示/違反報告)
苑歌(プロフ) - 話が好きすぎるのですが！いいですねぇ。応援しています！ (2020年6月10日 22時) (レス) id: b9c45128c7 (このIDを非表示/違反報告)
夕李(プロフ) - 恋成さん» 尊敬だなんて…！！ありがとうございます！過去編長く続きますがよろしくお願いします！ (2020年5月18日 0時) (レス) id: a1ecf080dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夕李 | 作成日時：2019年11月30日 16時
