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12話 ページ13

安室さんと私は手を拘束されてほかのお客さんと1箇所に固められて座る。

後ろでゴソゴソやってるあたり安室さんは打開策を思いついて脱出でもしようとしているのだろう。
一方私はというと流れに身を任せるのみ。大方なんとかなりそうだしまぁ、失敗して死んでもいいし。

「Aさん、大丈夫ですか?」

小声で安室さんが聞いてきた。今更だけど他の人と比べて自分は落ち着きすぎてる気がする。銃弾の雨をくぐったりむしろあびせたりしてたからこんなの全然怖くないけど前にいる人なんてガタガタ震えてしまっている。

こういうところから怪しまれていくのか。でも元々黒の人間だからしょうがない。

「Aさん?」

『あ、はい。大丈夫ですよ。ちょっとびっくりはしてますけど...。安室さんがいるのでなんか変に安心しちゃったりしてて...笑』

「そ、そうですか」

そう言って安室さんは口に手を当てる。いや、手繋いでたの解いたのばれるじゃん笑


依然として動きのない集団。何なんだ?逆に怪しい。なんの要求もなく一気に殺されるパターンか?

その点に関しては安室さんも不思議に思ってるらしい。異能力の発動…を考えたが安吾にとめられている。

どうしようかと思った矢先、今までになかった気配が感じられた。こんなピンと張り詰めた空気に気付かれずにぬるぬると入ってくるなど不可能な話。

ドアや階段、エレベーターの近くには犯人が見張りとして立っている。それなのに3人ほど、今までになかった気配があるのを感じる。

もちろん姿はない。異能力者だ。敵か味方か。







「そこまでだ!!」

すると突然叫び声と3人の男が姿を現した。

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夕李(プロフ) - 双黒最高か!!!さん» 更新遅くなってすみません!気長に待っていただけると嬉しいです。よろしくお願いします! (2020年9月13日 14時) (レス) id: a1ecf080dd (このIDを非表示/違反報告)
夕李(プロフ) - 苑歌さん» ありがとうございます!更新ほったらかして3ヶ月が経っていました...申し訳ないです。これからもよろしくお願いします (2020年9月13日 14時) (レス) id: a1ecf080dd (このIDを非表示/違反報告)
双黒最高か!!! - 更新待ってます(´TωT`) (2020年9月2日 17時) (レス) id: ec8ec8961f (このIDを非表示/違反報告)
苑歌(プロフ) - 話が好きすぎるのですが!いいですねぇ。応援しています! (2020年6月10日 22時) (レス) id: b9c45128c7 (このIDを非表示/違反報告)
夕李(プロフ) - 恋成さん» 尊敬だなんて…!!ありがとうございます!過去編長く続きますがよろしくお願いします! (2020年5月18日 0時) (レス) id: a1ecf080dd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夕李 | 作成日時:2019年11月30日 16時

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