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11話 ページ12

デパートに着くと子供たちは私たちを置いて屋上へと走っていってしまった。私が来る意味はあったのだろうか笑


「Aさん、僕達は僕達で時間潰しましょうか。」

『そうですね。とりあえず色々見て回りましょっか』









そう言って服をみたり食品フロアでポアロの新策を考えたりしながら時間を潰した。ここは結構大型のデパートで服屋さんも多ければ食品の数も多かった。

『そろそろ時間ですかね。子供たち迎えに行きましょう。』

「あの、Aさん。」

『なんですか?』

急に後ろの方で安室さんが立ち止まり神妙な面持ちで話してきた。

「Aさんは、黒ではない...ですよね。」



急に言われて動揺する。昔はこんなことで簡単に動揺はしなかった。日常というぬるま湯に絆されてしまったのか。
心拍音が上がる。なんで。そんなことを聞くの。まさか、バレた?

『どうしたんですか?今日の私は青ですよ?』

今日の服装の青色で誤魔化す。でも、本当はどうかなんて、自分で考えなくてもわかる。黒だ。
何者にも染まらない、混ざれない黒なんだ。そんなこと分かってるから今更突き詰めないで欲しい。

「そうじゃないです。言ってる意味、ほんとに分かりませんか?動揺、してますけど?」

安室さんの笑顔が一気に黒いものになり私の手を掴む。どこから私はボロを出した?分からない。
まさか、賞金がかけられてることが東都まで広まったのか?

「ビリリリリリリリリリリリリリ!!!!!!!」

色々な考えが巡っていると消化栓のベルが鳴る。
なんだ?火事か?

「ピーピー、あーあー、きこえってかぁ?」

まさかこれは、ジャックされたのか。

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夕李(プロフ) - 双黒最高か!!!さん» 更新遅くなってすみません!気長に待っていただけると嬉しいです。よろしくお願いします! (2020年9月13日 14時) (レス) id: a1ecf080dd (このIDを非表示/違反報告)
夕李(プロフ) - 苑歌さん» ありがとうございます!更新ほったらかして3ヶ月が経っていました...申し訳ないです。これからもよろしくお願いします (2020年9月13日 14時) (レス) id: a1ecf080dd (このIDを非表示/違反報告)
双黒最高か!!! - 更新待ってます(´TωT`) (2020年9月2日 17時) (レス) id: ec8ec8961f (このIDを非表示/違反報告)
苑歌(プロフ) - 話が好きすぎるのですが!いいですねぇ。応援しています! (2020年6月10日 22時) (レス) id: b9c45128c7 (このIDを非表示/違反報告)
夕李(プロフ) - 恋成さん» 尊敬だなんて…!!ありがとうございます!過去編長く続きますがよろしくお願いします! (2020年5月18日 0時) (レス) id: a1ecf080dd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夕李 | 作成日時:2019年11月30日 16時

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