魔法少女は星に詠う【募集企画】

世界観 ページ1

☆世界事情
宇宙から飛来した星の闇によって世界が覆い尽くされ、人類の大半が滅んでいる。
星の闇が及んでいないのはイーハトーヴの丘のみで、生き残った人類は文明を捨て、そこで細々と暮らしている。

☆用語集
〈魔法少女〉
魔法が使える少年少女の総称。ロリータファッション風の魔法少女姿に変身することで、魔法を使うことができる。
変身時は肉体の強化に加え、身体能力が底上げされる。何かと便利なため、ほとんどの魔法少女は変身を解かない。
魔法少女になった者は星の名前を授かり、家族や恋人以外にはその名で呼ばれることになる。
星の闇を消す力を持つと言われているが、何人もの魔法少女が試そうとして命を落としている。

〈魔法〉
人類に現れたフシギな能力。女の子の方が発現しやすい傾向にある。星の力が作用しているらしく、夜の方が強力になる。
12歳から17歳のコドモにのみ現れて、18歳になると消えてしまう。体と精神がコドモでなければ使えない特殊な性質。
武器を触媒にして発動するため、魔法少女は必ず一つ武器をもっている。

〈星の闇〉
遡ること百と幾年、宇宙から飛来したらしいナニカ。
人間が呑み込まれれば精神を病み、異形のバケモノと化す。害を及ぼすのは人間のみのよう。
近づくとたくさんの手が伸びてきて、中に引きずりこもうとしてくる。
近くにあると幻覚を見ることがある。

〈バケモノ〉
星の闇に呑まれた人間の成れの果て。肉塊にたくさんの翼と腕や足がまばらに生えており、元の生き物がなんだったのか、よくわからないほどステキな姿。
弱点である目を攻撃すると霧散する。
通常の人間では太刀打ちできないほどの腕力を持ち、退治できるのは魔法少女のみ。
基本的に星の闇付近に出没し、イーハトーヴの丘にいる人間を襲い星の闇に引きずりこもうとする。
大半が正気を失っているが、元の姿が魔法少女だった場合正気を保っていられることも。

〈イーハトーヴの丘〉
人類の最後の楽園。美しい草木が生い茂り、楽園の名を冠するにふさわしい場所である。広大な土地にぽつぽつと人間の住む集落がある。広さは5，000km²程。

〈魔法少女育成学校〉
丘の中心に建てられた小さな学校。魔法が発現した者が通い、教師の中には魔法少女だった人物も多い。魔法少女の仕様もあって制服はなく、バケモノに対抗するための訓練や薬学などを主に学ぶ。

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