地下世界もんすたぁず【リレー小説】

そういえば【Runa】 ページ10

「あっ……そういえば、Papyrusと戦ってた時に骨掴んで投げちゃったんだっけ……
……確かその時拾ったけど一つ落ちた様な………あー…ちょっと後でPapyrusに謝っとこう…」

もふもふとした尾をゆらゆらさせながら彼女はそう呟く。
珍しく一人で外に行っていいとGailに言われたRunaは、Papyrusと遊びとして軽く戦っていたのだが、投げてしまった骨を拾った際に一つ落としてしまった様だ。

「あ、木の棒落としちゃっt…つべたいっ！」

再度Snowdinに戻る為に歩いていたが木の棒を水の中に落とし、取ろうとしたが冷たくて手を急いで引っ込める。
まぁそうだろう。だって手にまだ雪が付いていたのだ。絶対冷たい。

「うぅ…木の棒がぁ…
…じゃなくって！Papyrusに謝って骨探さないと！」ｸﾜｯ

急いで立ち上がった彼女は、Snowdinへと走り出したが、足を止める。

「………謝るのと探すのどっち先にしよう。あ、まだ尾に雪付いてた。」ﾊﾟｯﾊﾟｯ

彼女は、決めずにふらふらとSnowdinへとまた歩き始めた。

「そういえば骨を食べるモンスターさんが居るって聞いたけど……
…まぁ大丈夫だよね！気楽に行きましょー！
」

そんな能天気で大丈夫なのだろうか。

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