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「ま、俺も協力するけど。作戦があるんや!」






「確かに、効果はありそうやな。」


「やろ〜?」





望がドヤ顔をかましてくる。


腹立つな〜笑笑





「のんちゃん頼むで〜!」


「うん。」





彼が上空に手をかざす。



WESTの最年少、小瀧望は、

風を操る能力を持っている。



風量風向変えたり、物を飛ばしたり砂嵐を起こす事が出来る。




すると、空は暗く分かりづらいが、物凄いスピードで雨雲が空を覆い尽くしていった。


次第に、ぽたり、ぽたりと雨水が落ちてくる。


段々激しくなり、やがて大雨へと変貌した。




彼は、その能力で雲を動かし雨雲も作る事が出来るのだ。


つまり、天気を操れるって事やねん。





「相変わらずスゲーな…笑」


「望は、昔っから特殊能力の天才やな!!」





望は満更でもなさそうに、それほどでもー、と言う。


WESTで、誰が一番強いとか、正直分からないが…

望は出会った当初から、能力の才能があった。



俺らはもう、慣れてきたけど、初めて望の能力見た時はホンマに驚いたで笑






「小学生の頃から、市内の天気操れてたもんな。 」


「今じゃ関西圏まで操れるもんな笑」





作戦はこう。



蜂は雨に弱いらしく。(五十嵐さんの子供、夏芽君から聞いたらしい)



それを利用し、望の能力で雨を降らす。

蜂が動き鈍くなった所で、蜂の巣を駆除。



単純だが、ええ作戦やと思う。





「よし、戻るか。」





淳太は踵を返し、俺達も一緒に元の場所へ向かった。

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作者名:#TODAY | 作成日時:2021年5月2日 21時

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