【第九十二話】 ページ41
「・・・・えーっと」
やっと静かになったそらるさんの部屋で、んんっと咳払いする。
そして目線を真っすぐにして、向かい側に座っているそらるさんと松下さんを、見る。
「・・・・ううう・・・そらるん酷いよ・・・なんで会ったそばからみぞおち殴るの・・・」
「・・・」
松下さんがそらるさんに言うが、そらるさんはむすっとした表情で腕を組み、舌を鳴らした。
私はその音に少し恐怖心を覚えたが、松下さんはそれが聞こえなかったのか、駄々をこねるように頬を膨らまして言った。
「というかそらるんさっきからずーっとそんな顔してるじゃん!もうちょっと優しい顔しないと老けるよ?」
後半の部分は少し笑いながら言っていた・・・気がする。
するとそらるさんは眉間にしわをよせ、松下さんの頬を片手で顎から掴み、口の端をあげた。
「僕をこんな顔にさせてるのはお前だろ・・・?あと、誰が老けるって?」
「しょ、しょらりゅん痛っ・・・」
「黙れバカ下、そのまま屋上から飛び降りて死ね」
言ってそらるさんは松下さんから手を離し、松下さんの肩を叩く。
ばちん、という音が部屋中に響き渡ったあと、松下さんが顔をゆがめる。
・・・うん、絶対さっきのは痛い。
「そらるん酷いよー!いくらそらるんがドSだからってそれはさすがに」
「ドS?誰が?」
「・・・ナンデモアリマセン」
即座に正座をし片言で言う松下さん。
そんな松下さんに対し、何回目か分からない溜め息をつくそらるさん。
私はそんな二人を見て苦笑いするしかなかった。
数秒後、いまだにずっと正座している松下さんがおそるおそる聞いてきた。
「そ、そういえば・・・Aちゃんはどうしてここにいるの・・・?」
「えっ」
「えっ?」
「え、知らなかったんですか」
「え、うん」
きょとんとした顔で私を見つめる松下さん。
その横でそらるさんは、また一つ溜め息をつき、息をするように松下さんを殴った。
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レイネット@二次元Ioveちゃん(プロフ) - ルリ@TGFさん» ありがとうございます!頑張りますよおおおお\(`д´\)<ウオオオ!! (2015年1月27日 22時) (レス) id: 071bc162a8 (このIDを非表示/違反報告)
ルリ@TGF(プロフ) - 外せてます。更新ファイトです(*´∇`*) (2015年1月27日 0時) (レス) id: 93869995fe (このIDを非表示/違反報告)
レイネット@二次元Ioveちゃん(プロフ) - ルリ@TGFさん» ごめんなさい、警告ありがとうございます。オリフラはずせてますかね・・・? (2015年1月26日 23時) (レス) id: a0ad653828 (このIDを非表示/違反報告)
ルリ@TGF(プロフ) - オリフラ外してくださいね。 (2015年1月26日 22時) (レス) id: 93869995fe (このIDを非表示/違反報告)
レイネット@二次元Ioveちゃん(プロフ) - 漓霧@友達プリーズさん» ありがとうございます!!そして申し訳ないのですが、ユーザー名を教えていただけますか? (2015年1月21日 20時) (レス) id: 071bc162a8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:レイネット@二次元Ioveちゃん | 作成日時:2014年10月18日 16時