【第六十一話】 ページ5
あまりにもいきなりすぎて&冷たすぎて声が裏返ってしまった。
「いや、あの、え?ちょっ、言い忘れてたんですけどまふまふさん」
「は?何?」
「いきなりすぎません?なんかいろいろ」
「気にするなめんどくさい」
「ええー・・・」
もういいや!!
もうなんか疲れた!!この空気なんか変!!(やけくそ)
「っというか、今の何!?それだけ!?それだけって何!?」
「いやだから、・・・・・それだけ」
「いやそれは分かってるけれども!!
・・・・手伝ったりはしてくれないんですか・・?」
期待を込めて言ってみる。
いや分かってる。常に冷静で冷たいまふが手伝ってくれるわけない。
でも、でもね?少しくらい手伝ってくれたっていいじゃない。
ほら、幼馴染がこうして頼ってるのよ!!少しは優しくしなさい!!
そんなことを心の中で念じながら、「お願いっ」と両手を合わせる。
まふはそんな私を見て、少し驚いたのか一歩後ずさっていたが、少し考えてから、
「なんで手伝わないといけないの?」
一言一言、私の心に刻むように言った。
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三階へと続く階段
どうも。脱力系女子ことAです
ついさっき幼馴染にボロボロにされました
私のsun値はもう0です
助けて下さい
なんて言っても、助けてくれるわけでもなく。
「とりあえずまふあとでぶん殴る・・・」
ああもう腹立つ・・・!!
まふまふの馬鹿!!
思い出せばだすほどに、私の苛々は積もり積もっていく。
『あっそ』
『天然水じゃない可能性もある』
『なんで手伝わないといけないの?』
「ふんっ!!」
謎の掛け声をあげ、私は誰もいない空中にこぶしをたたきこむ。
何が『天然水じゃない可能性もある』だ。
嘘ついてんじゃねえよこのクソハゲ!!
「ああうざいああうざいああうざいああうざいああうざいああうざいうわああああああああああああああああああああああ!!」
まふへの苛立ちを少しでも減らすように叫ぶ。
すると、後ろからすこし低音の、でも何か喉に引っかかってるような声が聞こえた。
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「・・・あ・・あのー・・、Aちゃん、大丈夫・・・?」
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レイネット@二次元Ioveちゃん(プロフ) - ルリ@TGFさん» ありがとうございます!頑張りますよおおおお\(`д´\)<ウオオオ!! (2015年1月27日 22時) (レス) id: 071bc162a8 (このIDを非表示/違反報告)
ルリ@TGF(プロフ) - 外せてます。更新ファイトです(*´∇`*) (2015年1月27日 0時) (レス) id: 93869995fe (このIDを非表示/違反報告)
レイネット@二次元Ioveちゃん(プロフ) - ルリ@TGFさん» ごめんなさい、警告ありがとうございます。オリフラはずせてますかね・・・? (2015年1月26日 23時) (レス) id: a0ad653828 (このIDを非表示/違反報告)
ルリ@TGF(プロフ) - オリフラ外してくださいね。 (2015年1月26日 22時) (レス) id: 93869995fe (このIDを非表示/違反報告)
レイネット@二次元Ioveちゃん(プロフ) - 漓霧@友達プリーズさん» ありがとうございます!!そして申し訳ないのですが、ユーザー名を教えていただけますか? (2015年1月21日 20時) (レス) id: 071bc162a8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:レイネット@二次元Ioveちゃん | 作成日時:2014年10月18日 16時