可愛いかっちゃん ページ5
爆「どこ行くんだよ」
「え？リビングですけど…」
爆「…？一緒に寝るんじゃ無かったのか
そんなに嫌かよ」
「え！？嫌なわけない。って…かっちゃんがベッドで私がリビングなのかと思ってただけだよ」
爆「来い」
かっちゃんはスッと理解して、私を呼び寄せた。
そして…この状況は。そう向き合っている。
見られている。顔を。私は目のやり場に困っている。
爆「なぁに今更恥ずかしがってんの」
かっちゃんは薄ら笑みを浮かべながら、私が戸惑う姿を見て喜んでいる。この男は…
「だ、だってこんな…小さい頃とは違う！
かっちゃんの顔あんなに可愛かったのに、こんなに美形になっちゃってさ…。直視できない、恥ずかしい…」
爆「…うっせ」
私が言うことに目を大きくさせて顔を隠したかっちゃんは、自分の耳が赤くなっているのをきっと分かっていなかった。
「照れてるう、かぁわいいね」
爆「うっせーなぁ！？照れるわけ…」
「この赤いほっぺはなんですか？勝己く〜ん？」
爆「っ…」
この時、かっちゃんを追い詰めているように見えるが私も結構追い詰められている。
マシュマロのような綺麗で柔らかい肌。ぷにぷにのほっぺ。照れてるかっちゃん。この3点セットに、私の胸はドキュンドキュンしていた。
爆「それ、好きだからっ…！続けねえと殺すぞ」
かっちゃんの口から出た一言に驚いた私は、かっちゃんの頬をスリスリと優しく撫ででいた手を止めて硬直してしまう。
爆「っ！ぶっ殺すぞ！！！」
「あっ、はい！しんじゃう！」
かっちゃん…自身の恥ずかしさのあまりに逆ギレして人を殺すとは。かっちゃんらしい
私はそう思いつつも、ほっぺを優しく撫でる。
かっちゃんは目を瞑って私の手にスリつく。
なんだこの可愛い生き物。
この姿は私だけに…
そんなことを思っていると、かっちゃんが私の懐に顔を埋めてきた。
私は硬直する(2回目)
暫くすると、すぅすぅと寝息を立ててかっちゃんは眠りについていた。
…非常に顔が見たい。
そんな欲望は我慢して、私はかっちゃんの頭を優しく撫でるとかっちゃんは「んぅ…」と声を出した。
可愛さのあまりに私は硬直してしまった(3回目)
肌にしろ髪にしろ、女の子以上のものを持っているかっちゃん。ケアもなにもしてないだろうに恵まれている。
そんなことを考えてるうちに、私もいつの間にか眠りに落ちていた。
AM6:30
光「仲良しねぇ …かわいっ
さて起きなさい！朝だよー！
顔洗って2人ともご飯！」
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作者名：幽 | 作成日時：2021年1月13日 14時
