KINGDOM HEARTS 358/2Days -闇の少女- the second part

DAY＿＿ 51-暗闇の世界 ページ9

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＿＿「どこだ ここは＿」







歩いても歩いても＿＿


光を放つ事はない、真っ暗な道を私はずっと歩いていた


だが私は驚かない

何度も同じ夢を見ているからな





しかし同じ夢といえど、やはり不思議な感覚だ


砂地の道を一歩一歩踏み込んでも踏み込んだという感覚が来ることはない









＿＿「ここは 闇の世界なのか？」







＿＿眠っている間に闇の世界に落ちるなんて


私も弱くなったかな＿＿＿







10年以上もあの世界にいたんだ

弱くなるのもむりはない



そう思った時だった







私の脳内に映像が流れ込んできた









＿＿＿誰だ おまえは








＿＿＿おまえには関係ないだろう









＿＿＿私が必要？









＿＿＿わかった 手を貸そう









＿＿＿おまえは ＿＿＿＿＿＿









おそらく、私とゼムナスが出会った、数年前の話だ


私はこの頃まで名がなく、自分がなぜここにいるのかもわからなかった


だが、ゼムナスは私に



＿＿「ルクス」と『ゼロ』という名を与え、機関に迎えてくれた







＿＿ああ、よく覚えている







.









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すると世界が突然青く、綺麗な水色に染まっていった


空は青く、広々とした空

地面は一歩歩めば波紋が広がる水の上





きっと、私の＿＿



いや、闇に染まりきった私にはこんなところは眩しすぎる






そして空にはたくさんの映像が写し出され、私の頭の中にスーッと入っていく









そうか、これはあいつの＿＿『サツキ』記憶か





するとまた真っ暗な世界に引き戻され、また長い砂地の道が足元に見えた


また、長い道を歩かなければならないのか


そう思ったそのとき、目の前から眩い光が差し込んできた

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