KINGDOM HEARTS 2 -黄昏の少女- pert2 (ページ5)

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「サツキがいなかった時に力を借りてたんだ」
「うん、１年くらい前だったな、悪い奴らを倒すために一緒に戦ったんだ
ソラたちがピンチになるとオレが呼ばれてさ、何度も助けてやったってわけ」答えてくれたのはグーフィーとムーシューであった

ソラの足元へちょこちょこと話しながら近づき、小さなムーシューは足の脛にもたれ掛かると確認するように「な？」と掛ける

だがもたれ掛かれたソラはヒョイ、とかわし、受け流す

「ま、それでいいや、君は？」

「ムーラン」そう一度名乗ったのだが、言い間違えたのか、ソワソワと慌て始める
その時ムーシューが「ピン！」と人差し指を立て、訂正させる

それがファミリーネームだと勘違いしたドナルドは「ムーラン・ピン？」と問う

「ピン、ただのピン、ファ・ズーの息子さ」
「ムーシューの友達？」
「ムーシューは我が一族の守り神なんだ」

「それじゃあ、僕たちは君の守り神を借りてたんだね」納得したようにグーフィーが言うとムーシューが「つまりみんなはピンに仮がある」と言うと、一人と一匹はある提案を投げかける

だがピンは私達を気遣ってそれは恩着せがましすぎるだろう、と竜の名を呼ぶ

「遠慮することないさ、なあ？」
「まあ、そうだな」

お人好しで疎いソラは「話を聞くよ」と二人の説明を聞く

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