KINGDOM HEARTS 2 -黄昏の少女- Part10 (ページ3)

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男は街から去っていき、残ったのは私達と…

「おい！さっさとここから出ていけ。面倒を持ち込むな」

倒れていた男女三人組であった

「リク…」
「分かってるよ。帰ろう、ソラ」

ソラの背を押すドナルド

…せっかく、アンセムの手から自力で帰ってきたはずなのに

リクが闇の世界に残ると決めた時の、あの時の笑顔がソラの脳裏で浮かんでいた

わかる。わかるけど、真偽を知りたくても、今は確かめようがない

「おい、待て」

出て行けの次は待てか。よくわからない男の子だな

そう思っていると5色のクリスタルご埋め込まれたトロフィーを渡された。…というより、押し付けられた

「この街で一番強い奴の証だ」
「ありがとう。でも、いらないや」

もらっとけ。男の子は微笑んで空き地から離れていった

そういえば、三人の名前、聞いてないな。この街に住んでる他の"あの三人"なら知ってるかな？

そろそろ行こうか。立ち去ろうとしたその時、黒のヘアバンドをした、小太…、丸い男の子がこちらへ駆け寄ってきた

「あ！ソラ！サツキ！」
「あれ？君は…」
「ええと…、」

「ピンツ？」正否も言わず、ピンツは整っていない息をゆっくり吐きながら私達に聞いてきた

「君たち、カイリって子、知ってる？」

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