KINGDOM HEARTS 2 -黄昏の少女- part0 (ページ6)

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2- THE 1st DAY -2- ページ6

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＿＿何かが町で起きてるというのはよくわかった

＿＿でも、なんでこんなことになったんだろ

誰かの視線を感じ、見てみるとオレットが困った表情でこちらを見ていた

＿＿これは何かを言わないと

「えっと＿

犯人を捜そう俺たちの無実を証明するんだ」

俺の言葉にピンツは嬉しそうに「それ面白そうだね！」と食いつく

＿＿確か、ピンツはこういうミステリー？なものが好きだっけ

しかしハイネは不満なようで、「サイファーはどうするんだよ」とまだ怒った顔で俺に言う

「それより俺たちの信用回復だ

真犯人を見つければ誰もゴチャゴチャ言えないだろ？」

それでもハイネは「うーん」と唸る

＿＿どれだけサイファーに怒ってるんだよ

まあ、気持ちはわかるけど＿＿＿

すると突然ピンツが「大変だ！」と叫び、俺達は慌ててピンツの方へ向く

ピンツはカメラの中を見ながら「無いよ！」とまた叫ぶ

「僕たちの＿＿が無くなってる！？」

するとピンツは喉を押さえ、「あれ？」と呟く

＿＿ん？僕たちの＿＿？

ピンツが持っているのはカメラで、そこに入っているものといえば＿＿

「俺たちの＿＿が！？」

ハイネもまた『＿＿』を言えず、ピンツと同じように喉を押さえる

「これなに？

＿＿が言えない！？」

突然の現象にいつも大げさなピンツやハイネだけでなく、しっかり者のオレットまでが慌て始める

「でも僕が言ってることはわかるよね？

＿＿がなんだがわかってるよね？」

＿＿ああ、ピンツが言いたい事はわかる

でも、なんで言葉が口に出ないんだ？

まさか＿＿

「盗まれた＿＿」

俺の声にみんなこちらを向き「どういう意味だ？」というように見る

「俺たちの＿＿だけじゃない

＿＿って言葉も盗まれたんだ！」

「どんなドロボウだよ

これはたしかにサイファーどころじゃないな」

「だろ？」

「よし！まずは聞き込みだ！」ハイネの言葉で皆は走りだし、俺も後を追って走りだそうとした時だった

「＿＿あれ？」

突然の立ち眩みが俺を襲い、みんなが走っていく中、俺だけ地面へ倒れ込んだ

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＿＿＿心が帰ってくる

＿＿＿目覚めはもうすぐだな

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