19- THE 3rd DAY -3- ページ23
俺が手に持つストラグルバトルの棒で白い怪物を叩くが、やはりなぜか当たらない
すると白い怪物は俺の腹を突進で攻撃し、自分の体重を支えきれなくなった俺は後ろへ尻餅をつく
そして俺を突進した白い怪物と他の数体の怪物達は、サイファー達を取り囲んだ
「どうすれば」
そう呟いたその時、サイファー達の動きがピンツとオレットの時と同じように動きが止まった
しかし白い怪物達には効いていないのか、止まったのはサイファー達だけで、白い怪物達の動きは止まっておらず、白い怪物達はサイファー達から離れ、一人となった俺に集まってきた
俺は一歩一歩後ろへ下がる
「ロクサス キーブレードを使って！」
突然の事だった
建物の上から女の子の声がしたのだ
誰だと見上げてみれば、金髪のあの女の子
＿＿なんであの子があんな所に？
と呑気に考えていたせいか、その中の一体が俺に襲いかかってきて、俺は慌てて目を閉じた
＿＿あれ？何も来ない
なんでだ？と目を開くと辺りは真っ暗で、俺の足元には"ソラ"が映ったステンドグラスがあり、なぜか俺は不思議な空間へ移動していた
すると重たそうな扉が俺の目の前に現れ、その時に「恐れないで」と誰かの声が俺の頭の中に響き、試しに開いて入ってみると同じような所にたどり着いた
でも、さっきと同じようで、同じじゃない
俺の足元にあるステンドグラスはさっきは青だったのだが、今あるのは緑
そして次の所へ誘導する少し長い坂
＿＿この先に何かあるのか？
そう思った俺は上へ登り、その先にもまた扉があり、さっきと同じように開くと俺が始めにいたステンドグラスと同じ所へたどり着いた
ボーッと辺りを見渡していると俺の背後に大きな怪物が現れた
＿＿まるで、白い巨人だ
逃げようとさっきの扉の方へ向かうが、扉は消えて無くなり、俺は取り残されてしまった
＿＿もう戦うしかない！
俺はキーブレードを構え、白くて巨体の怪物にキーブレードを振った
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