KINGDOM HEARTS 2 -黄昏の少女- part0 (ページ11)

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7- THE 1st DAY -7- ページ11

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戻って拾ったものを渡すとハイネはその中の一枚を手に取り、「なんだこれ？」と不思議そうに見る

「あの人が店長になってから俺が最初の客だったんだ

だからその記念」

「思い出の"写真"なんだね

あれ？」

「やった！言葉も取り戻した！」とピンツは嬉しそうに言う

そして一番、解決を願っていたハイネは「犯人はどんな奴だったんだ？」と聞いてくる

＿＿どんな奴って言われてもな＿

「わからない

ただ写真が落ちてたんだ」

そう言って俺は誤魔化した

＿白い怪物だったなんて言ったら、みんな驚くもんな

俺が言った事にもちろんハイネは納得しておらず、「それじゃあ俺たちの疑いが晴れないぞ！」とちょっと不満そうに言う

すると次の写真を楽しそうな表情で手に取る

「ツーショット！」

「ロクサス嬉しそう」

ハイネが今持っている写真はアクセサリー屋さんの店員さんと撮った写真

それで２人は俺をからかってるんだと思い、笑いながら「そんなことないよ」と言った

「ねえ盗まれた写真は＿＿

全部ロクサスが写ってるやつってこと？」

＿＿え？俺が？

「そうか＿＿

だからみんな私たちを疑ったのね」

「サイファーが言いふらしたんじゃなかったのか＿＿」

＿＿なんで俺？

写真の所有者であるピンツに「ホントに俺の写真ばっかり？」と聞くと「うん」と即答

そして出てきた写真は＿＿

おばあさんと俺が写ってる写真

サイファーにボコボコにされた写真

俺と、ここにいるみんなが写っている写真＿＿

＿＿全部俺が写ってる＿

「ね全部でしょ？」

「＿うん」

「犯人が本当に盗みかったのはロクサス自身だったりして！」

「バカなこと言うなよ」

「こんな奴盗んだってなーんの役にも立たないだろ？」ハイネのジョークに俺は「ひでー！」と言ってのり、みんなで笑い合っていると、時計台の鐘が鳴った

それにつられるようにみんな先々に帰っていく

俺もみんなと遅れて外に出て帰ろうとすると、いつもより眩しい夕陽が俺の目に入り、反射的に目を閉じる

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＿＿どこだここ＿

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＿＿＿誰？＿

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＿＿そっちは？＿

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＿＿回復率１２％＿＿＿

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