67-仲違い ページ1
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グミシップで次の世界を探していると、数多もの星の中から熱帯林で包まれたようワールドがモニターに映った
グーフィーはそれを見て、私達に分かるように指を差す
グ「ねぇ、ドナルド。王様ここにいるかな？」
ド「こんな何もなさそうなところに、王様がどんな用があるっていうんだ？」
そういえば、王様の事を詳しく聞いたことないや
「王様って、どんな人なの？｣
グ「それはもう……｣
ド「凄く優しくて、凄い王様だよ！」
「そ、そうなんだ」
あまり伝わって来ない気もして苦笑いするが、二人が信頼していることはよく伝わった
「でもそんな王様のことだから、こういう何も無さそうな所でもレポートを探してるのかも。どこにあるのか、見当もついてないし」
ド「む〜」
ドナルドは「いや、やっぱり他の世界にいるのかも」と進路を変えようとすると、ソラは慌ててドナルドが持つハンドルの手を止めた
ソ「でも、ここにリクやカイリならここにたどりついてるかもしれないじゃないか。俺とサツキはふたりを捜すんだから、降ろしてくれよドナルド」
ド「ダメダメ。まずは王様を見つけなくちゃ。先を急ごう、グーフィー、サツキ」
「え！？」
ソ「俺は降りる！」
ド「僕は降りない！」
ソ「降りる！」
ド「降りない！」
どちらも「降りる」「降りない」の言葉の一点張り
維持になる二人の会話はヒートアップしていく
「でたよ…」
グ「どうしたの？」
「維持になるとつい熱くなるク、セ……！」
突然揺れる船内。よっぽどの事がない限り揺れないと思うのだが、こんな状況だ。ハンドルを持っている者が犯人だ
ド「コラ！勝手にさわるんじゃない！や、やめろー！！」
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