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第196話 ページ22

*



「おう、樹。」


「大輔さん、おはようございます…。」


(人1)さんの過去を知ってしまってから結弦を見るのか気まずく感じて、部屋に戻らず屋上に来ていた。


「めっちゃ早いな、なんかあったか?」


「何というか……、見てはいけなかったものを見てしまったというかで……。」


「(人1)のことか?」



大輔さんが隣で柵に体重を預ける。


「大輔さんは知ってたんですか……?」

「俺が知ったのは10年くらい前かな。」


同じように会場の方を見ていた大輔さんは背を向け、静かに語り始める。


「外はめっちゃ寒くて、珍しく雪が降ってたなぁ。
普段寒くても積もる事ってないから皆テンション上がって珍しくいつもはしないジャンプしたりしてたんやん。

で、その帰り。傘さしながら歩いてたら急に頭が痛くなって、記憶が流れ込んできてな。気が付いたら涙が流れてた。」


「大輔さんと(人1)さんの間にはどんな関係があるんですか?」


一番聞きたくて聞けなかったことをぶつけてみた。


「(人1)は俺の兄の子なんや。」


「え!?だ、大輔さんっお兄さんいたんですか?」


今まで憧れの先輩で同じリンクで滑ってきたのに一度も聞いたことが無かったから、驚いた。




*

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夕凪(プロフ) - KIKIさん» ありがとうございます!ちゃんと完結できてほっとしてます!これからもがんばりますのでこれからもよろしくお願いします(*^^*) (2017年3月30日 19時) (レス) id: cadeec7ec3 (このIDを非表示/違反報告)
夕凪(プロフ) - かりん。さん» ありがとうございます!なんとか完結できてほっとしてます!笑かりん。さんの小説も楽しみにしております!(//∇//) (2017年3月30日 18時) (レス) id: cadeec7ec3 (このIDを非表示/違反報告)
KIKI - 夕凪さん» 完結おめでとうございます。涙が止まりません(泣)もう一度1から読み直したんですけど、やっぱり羽生君の記憶を消すシーンずっと泣いてました(笑)これからもいろんな小説書いていかれると思いますが、頑張ってください! (2017年3月24日 23時) (レス) id: 9086491411 (このIDを非表示/違反報告)
かりん。(プロフ) - 完結お疲れ様でした!毎回楽しみに読ませて頂きました(^。^) 最後はハッピーエンドで本当によかった♪ (2017年3月24日 17時) (レス) id: 8481dc9fe3 (このIDを非表示/違反報告)
KIKI - 夕凪さん» もう少しで終わってしまうんですね(泣)寂しいです。でも、主人公ちゃんと羽生君が幸せになることを望んでます!!!!!! (2017年3月24日 16時) (レス) id: 9086491411 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆーなぎゅ | 作成日時:2016年11月5日 22時

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