第177話 ページ3
*
「最初はまさか俺のために慣れない日本語を使ってくれてるのかな〜、なんて調子にのってたんですけどね。」
舌をペロリと出して笑うゆづくんが可愛くて、私もつられて少しふざけてみた。
「そのまさかだって言ったら?」
「いやっ、まさか……そんなことって……」
「もちろん冗談よ。」
「あ……、ですよね…。」
ちょっとからかってみただけなのに、一瞬だけ本当に悲しそうな顔をするから私の心がきゅっと音を立てた。
「そろそろ帰って。服は明日届けるから。」
玄関まで誘導するため立ち上がった私の腕をゆづくんが掴んだ。
「待って、俺もうちょっと(人1)さんのこと知りたい。」
*
47人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
夕凪(プロフ) - KIKIさん» ありがとうございます!ちゃんと完結できてほっとしてます!これからもがんばりますのでこれからもよろしくお願いします(*^^*) (2017年3月30日 19時) (レス) id: cadeec7ec3 (このIDを非表示/違反報告)
夕凪(プロフ) - かりん。さん» ありがとうございます!なんとか完結できてほっとしてます!笑かりん。さんの小説も楽しみにしております!(//∇//) (2017年3月30日 18時) (レス) id: cadeec7ec3 (このIDを非表示/違反報告)
KIKI - 夕凪さん» 完結おめでとうございます。涙が止まりません(泣)もう一度1から読み直したんですけど、やっぱり羽生君の記憶を消すシーンずっと泣いてました(笑)これからもいろんな小説書いていかれると思いますが、頑張ってください! (2017年3月24日 23時) (レス) id: 9086491411 (このIDを非表示/違反報告)
かりん。(プロフ) - 完結お疲れ様でした!毎回楽しみに読ませて頂きました(^。^) 最後はハッピーエンドで本当によかった♪ (2017年3月24日 17時) (レス) id: 8481dc9fe3 (このIDを非表示/違反報告)
KIKI - 夕凪さん» もう少しで終わってしまうんですね(泣)寂しいです。でも、主人公ちゃんと羽生君が幸せになることを望んでます!!!!!! (2017年3月24日 16時) (レス) id: 9086491411 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ゆーなぎゅ | 作成日時:2016年11月5日 22時