第190話 ページ16
〜Tatuki side〜
「(人1)さんは?」
「飲み物もらいに行ったよ。」
迷ってるのかな?と佳菜子がフォークでスモークサーモンをいじりながら言った。
「どのくらい前?」
「プルさんと写真撮ってすぐ行ったから……10分くらい前かも。早く戻って来ないかな〜。」
よほど暇をしているのだろう。さっきからいじられているスモークサーモンはボロボロだ。
「ちょっと探してこようかな。」
飲み物を選ぶにしてはちょっと時間がかかっている気がするし、さっきみたいに話しかけられて困っているのかも知れない。
「樹くん。」
「なに?」
佳菜は真剣な表情をしている。
「佳菜、思ったんだけど、(人1)ちゃんって……」
途中まで言ってから、何かを飲み込む。
「やっぱいいや、佳菜は待ってるよ。樹くんと入れ違いになったらいけないから。」
彼女なら「私も行く!」って言いそうなのに、以外だった。
ドリンク置き場は3つ、でもその3つともに(人1)さんの姿は無い。
まさか、帰った?部屋に行ってみるかとしたとき、バルコニーで星空を見上げる人がいた。
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夕凪(プロフ) - KIKIさん» ありがとうございます!ちゃんと完結できてほっとしてます!これからもがんばりますのでこれからもよろしくお願いします(*^^*) (2017年3月30日 19時) (レス) id: cadeec7ec3 (このIDを非表示/違反報告)
夕凪(プロフ) - かりん。さん» ありがとうございます!なんとか完結できてほっとしてます!笑かりん。さんの小説も楽しみにしております!(//∇//) (2017年3月30日 18時) (レス) id: cadeec7ec3 (このIDを非表示/違反報告)
KIKI - 夕凪さん» 完結おめでとうございます。涙が止まりません(泣)もう一度1から読み直したんですけど、やっぱり羽生君の記憶を消すシーンずっと泣いてました(笑)これからもいろんな小説書いていかれると思いますが、頑張ってください! (2017年3月24日 23時) (レス) id: 9086491411 (このIDを非表示/違反報告)
かりん。(プロフ) - 完結お疲れ様でした!毎回楽しみに読ませて頂きました(^。^) 最後はハッピーエンドで本当によかった♪ (2017年3月24日 17時) (レス) id: 8481dc9fe3 (このIDを非表示/違反報告)
KIKI - 夕凪さん» もう少しで終わってしまうんですね(泣)寂しいです。でも、主人公ちゃんと羽生君が幸せになることを望んでます!!!!!! (2017年3月24日 16時) (レス) id: 9086491411 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆーなぎゅ | 作成日時:2016年11月5日 22時