#22 ページ29
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朝目が覚めると、別のベッドで寝かせていたウェルの姿が見当たらず、眠る際に脱いだジャケットは羽織らないまま、試しにリビングの方へ行ってみるとそこにいたのはイグニス以外の皆
そしてその場にいる全員、神妙な面持ちでいた
プ「あ、…おはよ」
プロンプトの声も心做しか悲しげに聞こえた
ただならぬ雰囲気にノクトはすでに耐えきれなくなっていた
ノ「イグニスは？」
グ「すぐ戻ってくるだろ」
一体、何が起きてるんだ？ウェルに聞こうにもずっと俯いていて、顔すら見せてくれない
テーブルの上には数社もの新聞。暫くしてイグニスがまた別の朝刊を持って戻ってきた
…普段イグニスは新聞を読むには読むが、日課って程じゃない
ノ「なんだよ？」
イ「どの新聞も同じだ」
ノ「なにが？」
プ「王都が…、カンラクした…」
ノ「はあ！？」
「何言ってんだよ…」読めない状況に思わず高い声が出た
カンラク…って、落ちる方のカンラク…、だよな？
イ「落ち着いて聞いてくれ、ノクト」
ノ「落ち着いてんだろ！俺は」
イ「インソムニアが、ニフルハイム帝国軍の襲撃を受けたらしい」
昨日の夜、調印式の席で騒ぎがあった。帝国軍ら王都周辺を爆撃。国王陛下が襲撃に巻き込まれ死亡＿＿
どの新聞も、文面の一部は違えど、どれもそのような事が大々的に取り上げられているらしい
ノ「…おい、待てよ」
イ「知らされていなかった…。調印式は昨日だった、そして王都は…」
ノ「バカ言うな、俺達はオルティシエに……！」
「向かってたさ！」真実を理解しない。…いや、したくないノクトは声を荒らげて反論するが、偽りないものだと告げる
イ「だが、襲撃されたと報じられている。今朝の国内全ての新聞にだ」
ノ「冗談…」
プ「だったら、いいのに…」
停戦協定を結ぶための調印式＿＿
帝国の裏切り＿＿
これを信じたくないのはこの場にいる全員だった。だこらこそ、王都が見える郊外までだけでも確かめに行く事に反対はしなかった
王都へ入れるゲートも帝国兵が完封し、虫一匹たりとも入らせはしない姿勢にノクトらは迂回する
警備に当たる帝国兵に数人見つかるが、通報される前に倒し、岬へ急いだ
雨は降り続き、彼らの足取りを更に重くさせていた
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レイ - つ、続きが見たい……！ (2018年11月26日 0時) (
レス) id: d37583f22c (このIDを非表示/違反報告)
友那(プロフ) - プロンプトloveさん» コメントありがとうございます。ノクト寄りを予定していますが、他のキャラ達は勿論、プロンプトも絡ませる気満々なので、時間はかかりますがぜひ期待してお待ちください♪ (2018年1月10日 0時) (レス) id: 1a5a5c5e47 (このIDを非表示/違反報告)
プロンプトlove - おもしろ〜！更新まってます！プロンプト愛してます (2018年1月9日 22時) (レス) id: 689da9de37 (このIDを非表示/違反報告)
友那(プロフ) - 黒さん» コメントありがとうございます。空振りのような更新がまた続くと思われますが、楽しんでくれると嬉しいです♪最新話更新しました。ぜひどうぞ^^* (2017年12月11日 3時) (レス) id: e7dde0a6ba (このIDを非表示/違反報告)
黒(プロフ) - 面白いです！頑張って下さい。応援してます。 (2017年12月5日 2時) (レス) id: 0c537c72eb (このIDを非表示/違反報告)
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