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用事を済ませ、ディーノに望みの品を手渡すと「ゴメン！」と手を合わせて謝ってきた
一体なんのことなのかさっぱり分からず、首を傾げると彼は新聞記者、"兼"アクセサリー屋らしく、王子を脅してでも欲しかった、のだそうだ
詫びとして本格的に乗船手続きを取ってくれていたそうで、明日にはオルティシエへ出港出来るそう
そしてディーノからもらった新情報…
と、その前にウェリタスが予約してくれたホテルに向かい、リビングに入ると艶のある銀髪が椅子の背もたれ上から覗かせていた
プ「それでさ…て、あれ、ウェル？」
イ「寝て、るな」
「おい、風邪引くぞ」ノクトは眠る彼女の前に屈んで寝顔を覗き込んだ
「あー、女の子の寝てる顔見ちゃいけないんだー」と茶化すプロンプトの声なんて耳に留めなかった
グ「どうした？」
ノ「泣いた跡だ…」
ノクトは涙の乾き跡を親指で撫ぜた
イ「ノクト」
……運んでやれ
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ベッドに寝かせ、無防備な両腕を胴の上に乗せて彼女の右手を握り締める
ノ「お前、昔から何でも抱え込むクセがあるよな」
疲れて寝落ちするほど泣いて…。何に嘆き、何が悲しくて哀しい表情を見せるのか。聞いても「何でもない」と誤魔化される
もし今起きて聞いたとしても、彼女は絶対に真実を答えない
…何か隠し事がある。それには出会ってから暫くして気づいていた
だから気になって、彼女に直接聞いても答えてくれなくて…
ルーナは凄い女性だった。二人の日記にウェルも内容によっては参加するようになって、ルーナ直筆の言葉を見る度に笑顔を零していた
文字だけで、ルーナはウェルの心を癒し、助けていた
彼女程の寄り添える力は無い。けど俺も、力になりたい。そう思って願っている内に、いつの間にか好きになって、想いを伝えた
そうすれば近づけると思ってた。いつも先を歩く彼女に
けど、近づくどころか…
ノ「遠のいてる一方、なんだよな…」
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レイ - つ、続きが見たい……！ (2018年11月26日 0時) (
レス) id: d37583f22c (このIDを非表示/違反報告)
友那(プロフ) - プロンプトloveさん» コメントありがとうございます。ノクト寄りを予定していますが、他のキャラ達は勿論、プロンプトも絡ませる気満々なので、時間はかかりますがぜひ期待してお待ちください♪ (2018年1月10日 0時) (レス) id: 1a5a5c5e47 (このIDを非表示/違反報告)
プロンプトlove - おもしろ〜！更新まってます！プロンプト愛してます (2018年1月9日 22時) (レス) id: 689da9de37 (このIDを非表示/違反報告)
友那(プロフ) - 黒さん» コメントありがとうございます。空振りのような更新がまた続くと思われますが、楽しんでくれると嬉しいです♪最新話更新しました。ぜひどうぞ^^* (2017年12月11日 3時) (レス) id: e7dde0a6ba (このIDを非表示/違反報告)
黒(プロフ) - 面白いです！頑張って下さい。応援してます。 (2017年12月5日 2時) (レス) id: 0c537c72eb (このIDを非表示/違反報告)
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