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プ「海！海見えた！」
ノ「おお！マジだ！」
「風が気持ちいいね…！」
オルティシエの穏やかな潮風が脳内で投影される
高い峠の道を越えて見えてきたのは潮風揺れる港町
私達の最初の目的地、ガーディナだった
高級リゾート地で、ここらの地方では有名だというガーディナ。名物は月のような形をした山…、ではなく神影島
私はこの国へ渡ってきた時に見たことがあるので、名所等は特に、が本音であるが、初見であるノクトはどうやら興味津々のご様子だ
プ「山とか島とかいいから、リゾート地だよ？柔らかーいベッドとマッサージ…！」
イ「あと料理だな。あそこは魚がうまいらしい」
「お魚…！？」
ノ「相変わらず飯には食いつき良いな」
「う、うるさいわね！」
ちょっとした会話を広げている内にあっという間にガーディナの駐車場に到着。停車させて各々降りた後、眩しい日照りから逃れようと建物内に入ろうと屋根下に入った所だった
「残念なお知らせです。」
ノ「はあ？」
「船、乗りに来たんでしょ？」
プ「そう、だけど…」
「うん、出てないってさ」
私達に話しかけてきたのは何重か重ねてきた上にロングコートを羽織った、リゾート地には相応しくない格好をした男だった
食えない話し方、場違いな格好に警戒を解かない私達
グ「なんだ？あんた」
「待つの嫌なんだよねえ…。帰ろうかって思って。…停戦の影響かなあ」
妙に会話が噛み合わない。本性を知られたくない？不思議な話し方や言葉で私達は疑心を募らざるを得なかった
本人はそうでもなさそうだが…
外へ歩いて帰ろうとする男はノクトへ向けて何かを投げた
グラディオは咄嗟にそれを掴み取り、掌にあるのは銀に光る硬貨である事を確認する
グ「『停戦記念』にコインでも出たのか？」
「それ、お小遣い」
グ「おい、あんたなんなんだ？」
「見ての通りの一般人」
微笑んで立ち去る直前、男は「じゃあ、またご縁があれば」私の肩を軽く叩いてここから去っていった
知らない人から肩を、しかも男に叩かれたら嫌な顔をする筈なのに、顔色一つ変えない私にグラディオは聞いてきた
グ「…知り合いか？」
「…ううん、知らない人」
男の歩いていった先を暫く見つめる
「よく、分からない人だったね」
ノ「……」
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レイ - つ、続きが見たい……！ (2018年11月26日 0時) (
レス) id: d37583f22c (このIDを非表示/違反報告)
友那(プロフ) - プロンプトloveさん» コメントありがとうございます。ノクト寄りを予定していますが、他のキャラ達は勿論、プロンプトも絡ませる気満々なので、時間はかかりますがぜひ期待してお待ちください♪ (2018年1月10日 0時) (レス) id: 1a5a5c5e47 (このIDを非表示/違反報告)
プロンプトlove - おもしろ〜！更新まってます！プロンプト愛してます (2018年1月9日 22時) (レス) id: 689da9de37 (このIDを非表示/違反報告)
友那(プロフ) - 黒さん» コメントありがとうございます。空振りのような更新がまた続くと思われますが、楽しんでくれると嬉しいです♪最新話更新しました。ぜひどうぞ^^* (2017年12月11日 3時) (レス) id: e7dde0a6ba (このIDを非表示/違反報告)
黒(プロフ) - 面白いです！頑張って下さい。応援してます。 (2017年12月5日 2時) (レス) id: 0c537c72eb (このIDを非表示/違反報告)
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