#12 ページ19
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流石はこの場で唯一の兄弟持ちな上に、妹がいるグラディオだ。よく分かっている
そういえばイリスちゃんに最近会ってないな…。元気にしているだろうか
ノ「なあ、そろそろ飯食わねえ？…腹減った」
力無く言うノクトに「貧弱王子」と罵るグラディオだが、いつもの強気はどこへ行ったとツッコミたくなる程の無気力加減だった
「そうね、お昼から何も食べてないものね」
食べたのは確かイグニスが作った特製サンドイッチだったか…？イグニスお手製の照り焼きソースとローストビーフを挟んだあのサンドは、たまらなくうまかった……
グ「イグニス、メシは？」
イ「…悪い、当初の予定ではカーディナに着いている予定だったから、何も準備していない」
調味料は持ってきては居るのだが…
今日も炸裂！天然イグニスさん！調味料持ってきても食材無いと意味ないよ…
プ「じゃあさ、じゃあさ！近くにお店あるよね！そこで…」
イ「いや、シドニーからの報酬金は渡船に使いたい」
ですよね……
拗ねるプロンプト。こればかりは抗いようがなかった
ならご飯だけ自給自足！とは言っても辺りは真っ暗だ。とても狩りに適正とは言えない環境である。寧ろ最悪である
ノ「あのさ、言い忘れてたんだけど…」
今まで疲れて無言を貫いていたノクトが口を開いた。どこから出したのか、ノクトの手には昼のサンドイッチを入れた箱があった
すると中には大きな肉がパンパンに詰められていた
プ「ノクト！どうしたの！それ！」
ノ「ええと、何の肉だっけ」
イ「これは、デュアルホーンの肉か」
ノ「そう、それ！」
「ちゃっかりしてんね〜！」それを言ったのは隣で聞いてたシドニーであった。私とノクトはすっかりデジャヴが起きたような感覚になる
シドニ「調理器具ぐらいなら貸してあげるよ。わざわざレガリアから出すの大変でしょ？」
イ「それは助かる。」
シドニ「対価として、じゃないけど、私とじいじの分も作ってもらえないかな？」
「この後予約されてる車が何台かあって、手をつけられない。等価交換ってやつね」という彼女に、レガリアを整備してもらった借りもあり、断る理由はなかった
イ「…いいだろう、引き受けよう」
シドニ「やった！じゃあ早速案内するよ、着いてきて」
先導するシドニーを追う前にイグニスは、先に宿の予約とっておいてくれ、だとか明日たつ支度をしておけ
と、色々伝言を残してから着いて行った
相変わらずだ、思わず甘えそうになる
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レイ - つ、続きが見たい……！ (2018年11月26日 0時) (
レス) id: d37583f22c (このIDを非表示/違反報告)
友那(プロフ) - プロンプトloveさん» コメントありがとうございます。ノクト寄りを予定していますが、他のキャラ達は勿論、プロンプトも絡ませる気満々なので、時間はかかりますがぜひ期待してお待ちください♪ (2018年1月10日 0時) (レス) id: 1a5a5c5e47 (このIDを非表示/違反報告)
プロンプトlove - おもしろ〜！更新まってます！プロンプト愛してます (2018年1月9日 22時) (レス) id: 689da9de37 (このIDを非表示/違反報告)
友那(プロフ) - 黒さん» コメントありがとうございます。空振りのような更新がまた続くと思われますが、楽しんでくれると嬉しいです♪最新話更新しました。ぜひどうぞ^^* (2017年12月11日 3時) (レス) id: e7dde0a6ba (このIDを非表示/違反報告)
黒(プロフ) - 面白いです！頑張って下さい。応援してます。 (2017年12月5日 2時) (レス) id: 0c537c72eb (このIDを非表示/違反報告)
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