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クリスマス当日になってしまった……
おめでとうの言葉はメールで終わって大したことはなく、あっという間にイヴは終わった
しかも偶然な事に、年中無休で任務にあたっている私に、こんな特別な日にお休みをいただいて、「今日こそ皆と見に行きたい！」
という訳で、城から支給されたスマートフォンで慣れない手付きでメールを送信するも……
『From:ノクト わりい、訓練ある』
『From:プロンプト 今日もバイトある！ごめん！』
『From:グラディオ ノクトのお守りで出れない。悪い』
『From:イグニスさん 申し訳ない。今日はパーティーで出られない』
……皆さん、お忙しいのですね。でも皆が頑張ってるのに、何だか一人だけ休んでいるのがアホらしくなってきて、むず痒くなってくる
どうしよう、これが職業病というやつか？
するとスマートフォンの画面上が明るく点灯した。イグニスさんからメールを着信した様だ
『From:イグニスさん すっかり忘れていたから、今伝えておく。今日のパーティーだが、お前もノクトの護衛として参列する事となったから、正午までに出掛けられる準備をしてくれ』
いつも短文で簡潔に、しかもわかりやすく終わらせるのに、珍しく少し長い。…もしかしたら文章を考える余裕がなかったのかもしれない
とにかく「了解です」と返しておこう
早く読める様にと、余計な文章は全て省いて、直ぐに送信する
その時、インターフォンの音がリビング中に響いた
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「来たか？イグニスからのメール」
来たのはお隣のノクトだった。どうやらイグニスさんから私と似たようなメールが届いたらしく、事前に伝えられていたのにも関わらず、忘れている可能性が高いとしてメールが送られてきたらしい
余計なお世話だ。なんてノクトは言うが、極度のマイペースなノクトの事だ。イグニスさんが来るギリギリになるまで家でゆっくりしていた事だろう
「俺硬っ苦しいのは嫌なんだけどな…」
「もう、次期国王になるあなたがそんなこと言わないの！そうじゃなくても、どうせ今日はのーんびり、する予定だったんでしょ？」
私のこの言葉であっさり押し黙るノクト。小さな子供が拗ねている様に、少し口を尖らせる
……図星か。思わず頭を抱えてしまった
いくら私より十七を迎えたとはいえ、流石にルーナ様の様にはいかないか
「とにかく、スウェットでも何でもいいから、着替えて待ってよ！」
「いや、スウェットで城に行くやつがこの世のどこにいんだよ」
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レイ - つ、続きが見たい……！ (2018年11月26日 0時) (
レス) id: d37583f22c (このIDを非表示/違反報告)
友那(プロフ) - プロンプトloveさん» コメントありがとうございます。ノクト寄りを予定していますが、他のキャラ達は勿論、プロンプトも絡ませる気満々なので、時間はかかりますがぜひ期待してお待ちください♪ (2018年1月10日 0時) (レス) id: 1a5a5c5e47 (このIDを非表示/違反報告)
プロンプトlove - おもしろ〜！更新まってます！プロンプト愛してます (2018年1月9日 22時) (レス) id: 689da9de37 (このIDを非表示/違反報告)
友那(プロフ) - 黒さん» コメントありがとうございます。空振りのような更新がまた続くと思われますが、楽しんでくれると嬉しいです♪最新話更新しました。ぜひどうぞ^^* (2017年12月11日 3時) (レス) id: e7dde0a6ba (このIDを非表示/違反報告)
黒(プロフ) - 面白いです！頑張って下さい。応援してます。 (2017年12月5日 2時) (レス) id: 0c537c72eb (このIDを非表示/違反報告)
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