【呪術廻戦】呪い合う中で私は

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五条Aside



家｢人間だよ｣




戦闘中いつもの通り呪霊を祓っていたけど、普段の呪霊と違う気がした



『…』



家｢いや。元人間と言った方がいいかな。映画館の3人と同じだな。呪術で体のかたちを無理矢理変えられてる｣



『それだけなら初見で気づけるよ。』



七｢私達と戦った3人には呪霊みたいに呪力がみなぎってた。｣



家｢そればっかりは犯人に術式の事を聞くしかな。ただ、脳幹辺りにイジられた形跡がある。恐らく意識障害…錯乱状態を作り出すためだろう。脳までイジれるなら呪力を使える様に人間を改造することも可能かもしれん。脳と呪力の関係はまだブラックボックスだからな。そうだ虎杖は聞いてるか？｣



虎｢あ、ウス｣



家｢コイツらの死因はザックり言うと体を改造されたことによるショック死だ。君が殺したんだじゃない。その辺履き違えるなよ｣



虎｢はい…｣



家｢あ、A。お前も気を病むなよ。｣



『わかっているよ。心配してくれてありがとう。(心配かけちゃったな)』



虎｢どっちもさ、俺にとっては同じ重さの他人の死だ。それでもこれは…趣味が悪すぎだろ｣ﾋﾟﾘ…



『…そうだね』



七｢あの残穢自体ブラフで私達は誘い込まれたのでしょう。相当なヤリ手です。これはそこそこでは済みそうにない。気張っていきましょう｣



虎｢応!!｣



『…当たり前!!』



五条Aside完


吉野順平side

『｢好きの反対は無関心｣なんて初めに言った人はちゃんと地獄に落ちたのでしょうか。悪意をもって人と関わることが関わらないより正しいなんて有り得ない。』







『｢好きの反対は嫌い｣です。日本人って好きですよね。単純(シンプル)な答えを複雑にして悦に浸るの』



真｢皆、言葉遊びが好きなのさ。なぜなら人間は、言い訳しないと生きていけないからね。｣


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真｢順平は人に"心"があると思う？｣



『え…ないん…ですか？』



真｢ないよ。"魂"はある。でもそれは"心"じゃない｣

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