194話 『眠気っていきなり襲ってくるよね』 ページ34
『……ふわ〜……なんか、眠い…』
如月「寝とけ。車にも乗せといてやるから」
『ん……家ついたら起こして』
如月「おう」
『…あの家帰るの、久しぶりだね……ずっとマフィアにいたか、ら……(- - )zzz』
如月side
五つ目のシリーズにして初サイドの如月悠貴だ←メタいっ！！
今は現在進行形で、任務を終えて珍しくボロボロになったAをおぶっている。
如月「もう寝たのか」
『(-﹃-` ｡)z z Z…』
あまりにも疲れていたのか、Aはすぐに寝ちまった。
少し落ちかけていたAを軽くあげて抱え直す。
如月「……」
おぶるなんて、久しぶりだな……仕事を始めたばかりの時に一回したきりだったか？
〜十一年前〜
『んあ〜！仕事終わった』
如月「おっさんかよ。お前」
『おっさんが云うことか？』
如月「俺はまだ二十六だクソ餓鬼」
花染「もう、喧嘩すんじゃないわよ」←大人に変化してる
ある仕事帰りの日だった。
俺達は仕事の後、飯を買うために繁華街に来ていた。
『あー、腹減った…』
如月「もっと子供らしく云えねぇのかよ」
『私に子供らしさ求めんな。そんなん母親の胎内に置いてきたわ』
如月「取ってこいよ」
『あの実家に戻るなんて死んでもいやだっつうの』
如月「……」
あいつには育った環境からか、子供らしさがなかった。
いや、駄菓子が好きだったりするところに関しては子供らしいとは思うが……
簡単に云ってしまうと、子供らしい純粋さ、無邪気さが全くなかった。
警察時代は、同じような子供を数え切れないほど見てきた。
大人の男しか居ないこの仕事に就いて、またこのような子供に関わることになるなんて、思いもしなかった。
花染「これも買っておきましょうか」
如月「だな。おい、お前何が食いた……っ…？」
あいつは飯ではなく、少し離れたところで違う方向を見ていた。
花染「あの子何見てるのかしら？」
如月「……それ、適当に買っといてくれ」
花染「判ったわ」
如月「(何見てんだ？)」
「ねぇねぇお父さん！おんぶして！」
「おう、いいぞ！ほら」
「やったー！」
『………』
あいつは楽しそうな、ある父娘を見ていた。
如月「……おい」
『わっ！？びっくりした〜……おどかすんじゃねぇよ』
如月「おどかしたつもりは一ミリもねぇよ」
『……食いもん買ったんだろ？早く帰ろうぜ』
Aはそう云いながら桜の方に向かう。
195話 エリス「髪すっごいサラサラね！」『桜がいつも手入れしてくれてるからね〜』→←193話 作者「テスト前にレポートやら感想文やら出す学校があるかゴルァァァァ！！！！！」
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村人C - いやほんとわかります！！かわいくてかわいくて… (2022年12月13日 20時) (
レス) id: ab7b8f4202 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃唐綿(プロフ) - 村人Cさん» ありがとうございます！！！もうさんこいちが大好きで！！あの三人可愛すぎません？？アニメの文豪ストレイドッグスわんの時とか (2022年12月12日 21時) (レス) id: dc86d62893 (このIDを非表示/違反報告)
村人C - 作者様の書かれるさんこいちやっぱり最高ですね！！！ (2022年12月12日 21時) (レス) id: 4c3657c6b9 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃唐綿(プロフ) - 夜空さん» おおマジですか！頑張ってください！お互いに頑張りましょう！！ (2022年12月12日 20時) (レス) id: dc86d62893 (このIDを非表示/違反報告)
夜空 - 期末テストかぁ、、、僕は16日に中間テストという地獄があります、、、お互い頑張りましょう！ (2022年12月12日 19時) (レス) @page43 id: 8e9125fe7e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瑠璃唐綿 | 作成日時：2022年9月29日 22時
