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120話 作者「あははっ!もうすぐテストなのになんも勉強してねぇ!!!」桜「テスト期間になるといつもそれね」 ページ3

『親友…?』


蘭堂「そう。共に潜入任務を行った相棒の諜報員は、私の親友でもあった。
 
幾多もの危機を乗り越えた相棒にして異能者、名はポール・ヴェルレエヌ……

彼はどこへ消えた?爆発で死んだのか、あるいはどこかで生きているのか?

それだけが思い出せぬ。だから君の記憶が必要なのだ、中也君。

しかし君を生きたまま取り込めば、八年前の繰り返しだ。故に今度は死んでもらう。

そして死体を異能化し、親友の現在を掴むのだ。失われた八年を埋めるために、彼を救うために」


治「成程ね……すべてはその相棒のためか。

マフィアへの裏切りも、先代復活の噂も、この戦いも…

少々信じがたい話ではあるけどね」


中也「手前には判らねえだろうな、陰険野郎」


中也が蘭堂を見上げたまま云った


中也「仲間のためにすべてを抛つ。

命を賭ける理由としちゃ、至極真っ当な部類だぜ。

……その動機、相手にとって不足はねえ」


『私も蘭堂さんの気持ち。判る』


Aがはっきりした声で云った。


治「Aさん?」


『大切な相棒…親友の為なら、私は生きたいと云う願望を喜んで捨てるし、生きたいと云う願望を更に強める』


Aは普段とは違う、真剣な眼差しで蘭堂を見上げ、そう云った。


蘭堂「君にも親友がいるのか」


『いるよ。唯一無二の親友がね』ニカッ!


Aは満面の笑みで笑った。


中也「……なあ旦那。なんで俺が手を使わずに戦ってたか、教えてやろうか?

俺は喧嘩で負けた事がねえ。ヤバいかもと思った事もねえ。

…当然だ。俺は人間じゃねえんだからな。

俺という人格は、あんたが云うところの安全装置…そいつがどんな気分か、あんたに判るか?」

121話『中也の身体能力って凄いね!!』如月「お前もな」→←119話 作者「中間テスト間近なのにギリギリまで小テストあるってなんなん??」



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瑠璃唐綿(プロフ) - Napiaさん» フィジカルギフテッドですもんね〜。しょうがないしょうがない← (2022年9月29日 22時) (レス) id: dc86d62893 (このIDを非表示/違反報告)
Napia(プロフ) - 時速80て…車でs………あー、まーしょうがないかぁ←諦めた (2022年9月29日 22時) (レス) @page50 id: e1e9c8e78d (このIDを非表示/違反報告)
- とっても面白いです!!続き楽しみにしてます! (2022年9月28日 10時) (レス) @page48 id: b3496c9ef0 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃唐綿(プロフ) - 村人Cさん» ゴリラ以上ですねww (2022年9月20日 15時) (レス) id: de242140be (このIDを非表示/違反報告)
村人C - 握力計…粉々…wow (2022年9月18日 23時) (レス) @page47 id: 399cd30a10 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:瑠璃唐綿 | 作成日時:2022年5月21日 13時

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