114話 桜「……あの子また怪我してる気がするんだけど」如月「マジか」 ページ46
ｶﾞｼｯ！！
治「…！！」
先代「なっ……」
『フゥ、セーフだね』
Aは素手で鎌を受け止めた。
血は腕に伝い、地面へと垂れていく。
鎌を握って先代は、目を見開いていた。
中也「何やってんだ手前！！隅に居ろっつっただろ！！」
『休むわけにはいかないでしょ？……おっと』
再び鎌を振られかけた為、Aはすぐ手を離し、後ろに下がった。
先代「因業…まさに因業。この手で小僧の首を刎ねる日が来ようとは。
その前に思い出話でも語りたいところだが…この身ではそれも叶わぬか」
蘭堂「首領。貴方はもはや人間ではありませぬ。
貴方はあくまで私の異能。
そして貴方の使命は、中也君に死体となって頂く間、太宰君を足止めする事です。その大鎌にて」
先代「諒解、諒解しておるとも。この魂は、異能にへばりついた破れ紙。
この身は内面も自意識もない自動人形じゃ…だが、それが不思議と小気味よい。小気味よいぞ」
『治、あの鎌、異能力じゃないよね？』
治「その通り。あの大鎌は実在する物質だ。異能じゃあなく、どこかから調達し先代に持たせたものだ。
つまり────」
『いくら治でも刺されたら死ぬ、って事だね』
中也「ち……マジかよ。
八方塞がりじゃねえか。流石にこいつはやべえぞ」
蘭堂「太宰君、神月君。君たちを殺すのは私の本意ではない…少年と女性を殺すなど実に胸が痛む。
だが君たちの掴んだ真相を首領が知れば、私に刺客を差し向けるだろう…
私は彼等を大勢殺す事になる。かつての仲間を…それは避けたい。
君たちの命三つのみ奪う出費なら、そう悪い支払ではないのだ。
すまないが、中也君と共に死んでくれ」
『厭です』←即答
『(死んでたまるかコノヤロウ)』←
治「あー…こりゃ無理だね。諦めて死のう」
115話作者「タイトルが思いつかん！！！！」→←113話『今思ったけど、この空間の人達皆顔良すぎない？？』
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瑠璃唐綿(プロフ) - コケテラニウムさん» 何度もコメントありがとうございます！めちゃくちゃ嬉しいです！！ (2022年5月18日 17時) (
レス) id: de242140be (このIDを非表示/違反報告)
コケテラニウム(プロフ) - 面白い､､､今日もこの嫌味な小テストで潰れかけている精神を癒やしてくれる…←言い方 (2022年5月17日 21時) (レス) @page47 id: e18cd3a586 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃唐綿(プロフ) - コケテラニウムさん» ありがとうございます！ (2022年5月15日 23時) (レス) id: dc86d62893 (このIDを非表示/違反報告)
コケテラニウム(プロフ) - 本当に美少女ですもんねー！ (2022年5月15日 23時) (レス) @page43 id: e18cd3a586 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃唐綿(プロフ) - コケテラニウムさん» 確かにそうですねwwww (2022年5月15日 23時) (レス) id: dc86d62893 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瑠璃唐綿 | 作成日時：2022年4月11日 18時
