五条家のフィジカルギフテッド3【呪術廻戦×文スト】

109話 作者「コンビ名募集しようかな？」如月「自分で考えろ」 ページ41

治「じゃあ一体どうやって、蘭堂さんが犯人だと見抜いた？」


中也「んなもん、話を聞けばすぐだろうが。

これまでの目撃証言は、先代首領のジイサンを見たって話ばかりだ。

だが、そこの旦那は荒覇吐本体を見たと云った。

そんな事ありえねえんだよ。だから嘘だと判った」


蘭堂「では…君は神などというものは存在しないから、私を犯人と考えた、と？」


中也「はは、違えよ。逆だ。神は実在するからだ」


…………。


蘭堂「荒覇吐が実在することを…知っているのか？」


中也「ああ。あんた見たんだろ？八年前のあいつを。じゃなきゃあそこまで正確に姿を証言できねえからな」


蘭堂「ああ…見た。見ただけではない。間近で爆発を受けた。

私は瀕死の重傷を負い、生死の境を彷徨った」


うわ〜……(´・д・｀)


蘭堂「衝撃と炎のために記憶を失い、横浜の街を流浪した。

そこで先代の目にとまり、マフィアへ加入した...」


蘭「中也君、ならば君は知っているのだな。─── 荒覇吐が今、どこにいるのかを。教えてくれ」


そりゃあ気になるよね〜。


今回の騒動を起こしたのは、《荒覇吐》の真実を知る人を釣って。


《荒覇吐》の居場所を知る為だったんだから。


中也「全く...なんであんな奴に会いたがる？あいつには人格や意志そのものが存在しねえんだぞ。

あいつは荒神、つまり単純な力の塊なんだ」


………今思ったけど、どのタイミングで出よう←


蘭堂「人格など問題ではない。意志や思考も問題ではない。その力だけで、私には十分なのだ。

教えてくれ、中也君。人智を超えた存在は ─── 私を焼いた者は、今どこにいる？」


中也「判った。そこまで知りたきゃ教えてやる

荒覇吐はな──────






俺だよ」


治「何……だって？」

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