五条家のフィジカルギフテッド3【呪術廻戦×文スト】 (ページ36)

今日:7 hit、昨日:41 hit、合計:50,904 hit

104話作者「織田作の缶バッジが出て発狂したら妹から白い目で見られたんだけど。なんで？？」桜「発狂してるからでしょ」ページ36

中也「...お前達、また酒を盗みに行ったのかよ？あんなマフィア拠点の近くの...誘拐してくれって云ってるようなもんじゃねえか！」

『あれ？君達、未成年だよね？お酒飲んでるの！？』

私だって未だ飲んでないのに！←十九歳

『お酒は二十歳になってから！今すぐやめなさい！』←

中也「それ今云う事じゃねえだろ！！」←

「怒鳴るなよ。人を殺しに行った訳じゃない。防衛主義の掟は守ってる。それにいい機会じゃないか。《羊》は唯一反撃主義、手を出せば百倍返し───だろ？」

中也「ああ。だが ────」

「中也だっていつも云ってるじゃないか。『他人とは違う手札を持ってる人間は、その責任を果たすべきだ』って。異能の手札の責任を果たしてくれよな、中也！」

『……』

「さあ、行こうぜ！」

ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁ！

拍手の音が響いた。

治「面白い」

拍手をしていたのは治だった。

治「実に面白いよ君達。あれ程の戦闘狂の中也君が、まるで狼に睨まれた羊だ。

どうも組織の頂点に立つってのは、想像よりずっと大変なものらしいね。

後で森さんの肩揉んであげよっと」

私はお酒でも贈呈しようかな？

今度如月にオススメ聞いてみよ。

「自'殺野郎、手前……」

「《羊》の諸君。中也君を連れて行くのは無理だよ。彼は今、仕事の最中だ。ポートマフィアの命令でね」

「は？…中也。何かの冗談だろ？それとも作戦か？マフィアを油断させて中から破壊するとか...」

中也「いいや、本当だ。マフィアの首領は本気だ。あれを出し抜くのは簡単じゃねえ。監視の目もあるしな」

「監視？…このガキと女が…！？」

女以外にもっと呼び方無いの？？

治「そう云う事。以後、宜しく」

『宜しくね～』

「お……おい中也！何ぼさっとしてんだよ！監視ってことはこいつら、ポートマフィア首領の部下なんだろ？」

私は森さんに恩を返してるだけなんだけど。

「さっさと痛めつけて人質にすれば交換に…いや、いっそ殺しちまえば」

『おー怖い怖い』

両手を上げておどけてみせた。

治「これは参った、四体二じゃ勝ち目がない。何でもするから命だけは助けてよ。そうだなあ、森さんに頼んで人質を解放してもらうから」