気だるげヒーロー志望〔僕のヒーローアカデミア〕 (ページ10)

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9話ページ10

貴方side

やばい。遅刻しそう

今日もいつも通り頭痛に見舞われて動きたくない中急がないといけないなんて…

まぁ歩くけど

早歩きで学校の前まで着くと謎の人集り

貴方｢これじゃ入れないんだけど｣

校外だから個性も使えないし突っ込んだら通してくれるかな？

近くで見たらこの人達記者の人だ

大型のカメラやマイク持ってるし

でもここ学校だよ??

貴方｢すいませーん。通らせて下さい…って聞いてないし｣

朝からこんな人混み最悪だ

周りの方が背も高いから自分が埋もれるし周りの声はうるさいし本当に辛い

何とか抜け出せそうだともがいたその時、ビーっと言う警告音と共にセキュリティ?か何かが作動して校門が分厚そうな鉄の壁で封鎖された

記者1｢な、なんじゃあぁぁ!!??｣

記者2｢雄英バリアだよ、俺らはそう読んでいる｣

こんなの遅刻確定じゃん

記者1｢だｯさ!何ですかこれは!!｣

記者2｢学生証とか通行許可IDを身に付けてないもんがここを潜るとセキュリティが働くんだ｣

貴方｢つまり貴方達の性で私は入れないと…｣

記者1｢だ、だれ??｣

貴方｢はぁー、やっと抜け出せた。ここ雄英高校の生徒ですよ｣

この人たちのせいで遅刻とか最悪

記者1｢ここの生徒なのね!!貴方ヒーロー科?オールマイトの授業はどう??｣

セキュリティ作動させといてそんなのよく聞けるな…

貴方｢確かに私はヒーロー科ですがそれ以外の事はお話出来かねます。ここで私が言うとセキュリティの目的が無くなってしまうので｣

記者1｢そんな大きな話にはならないわよ!少しでいいの!ｶﾞｼｯ｣

突然腕を掴まれ恐怖感に襲われた

冷静になれ。冷静になれ。セキュリティが解除されるまでの辛抱だ

貴方｢貴方たち記者は教育の妨げまでして何を得ようとしているんですか？雄英高校はこの街を救うヒーローを育成しているのに、その生徒を捕まているとあなた達を救う人が居なくなりますよ｣

｢そこまでだ｣

後ろを振り向くと相澤先生

相澤｢うちの生徒を離してやって下さい｣

記者1｢さっきの小汚い人!｣

相澤先生を小汚い人って…

相澤｢遅刻だ痛静。行くぞ｣

貴方｢ちょっ、危なｯ｣

掴まれていない方の手を引っ張れて転けそうになったが相澤先生が受け止めてくれて私たちが通った瞬間1枚分空いた壁が元に戻った

貴方｢遅刻はしょうがn((よく耐えたな｣

相澤｢おら、さっさと教室向かえ｣

貴方｢?はーい｣