気だるげヒーロー志望〔僕のヒーローアカデミア〕 (ページ34)

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33話ページ34

貴方side

少し眠ってるとあっという間に閉会式の時間になってリカバリーガールさんに起こされた

言われた場所に向かうと拘束器具を腕や口につけられた爆豪くんと腕に包帯を巻いた轟くんが既にいた

セメントス｢さぁここに立って。これで上に上がるからね｣

優しく言いながら爆豪くんを更に大掛かりな手錠をつけて板に括り付ける先生

サイコパスかよ

セメントス｢じゃあ上げるよ｣

そう言ってボタンを押すと煙と共に地上に上がっていった

ミッドナイト｢3位は痛静さんともう1人、飯田くんが居るんだけど…ちょっとお家の事情で早退になっちゃったのでご了承くださいなｯ☆｣

そっか飯田くんも3位なのか

でも家の事情って大丈夫なのかな

というか爆豪くんさっきから唸り声うるさい

ミッドナイト｢それではメダル授与よ!今年メダルを贈呈するのは__勿論この人!｣

｢ハーッハッハｯ!｣

オールマイト｢わたs((｢我らがぁ!オールマイト!!｣…｣

名ゼリフの所でミッドナイト先生が被せちゃってみんなポカンとしてしまった

オールマイト｢痛静少女、おめでとう。怪我もあったのに苦手な近距離戦闘でよく頑張ったね。苦手を克服出来たら更に強くなる、わかるね?｣

貴方｢ありがとうございます｣

近距離は確かに課題だな

最後に爆豪くんの番なんだけど…

オールマイト｢えっと…これはあんまりだ。選手宣誓の伏線回収、見事だったな｣

爆豪｢ｵｰﾙﾏｲﾄ…｣

オールマイト｢ん?｣

爆豪｢こんな1番…なんの価値もねぇんだよ!!世間が認めても、自分が認めなきゃゴミなんだよォ!!!!｣

見かねたオールマイト先生はマスクを外した瞬間物凄い勢いで言う爆豪くんにその場の全員が引いた

オールマイト｢…うん。相対評価に晒され続けるこの世界で普遍の絶対評価を持ち続けられる人間は、そう多くない。メダルは受け取っとけよ?自分の傷として、決して忘れるよう((｢いらねぇつってるだろうがァァ!!｣まぁまぁ｣

爆豪｢だからいらねぇって!!｣

オールマイト｢さぁ!今回の勝者は彼らだった。しかし皆さん!この場の誰にも、ここに立つ可能性はあった。ご覧頂いた通りだ。競い、高め合い、更に先へと向かっていくその姿!時代のヒーローは確実に、その腕を伸ばしている!…てな感じで最後に一言ｯ!皆さんご唱和下さい。せぇーのｯ!｣

｢｢ブルースウルトラ!!/お疲れ様でした!｣｣

??

｢｢そこはブルースウルトラでしょ!!｣｣