気だるげヒーロー志望〔僕のヒーローアカデミア〕 (ページ33)

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32話ページ33

貴方side

マイク『大丈夫か痛静!』

貴方｢だいじょば無いけどやるしかないんだよな｣

さっきの爆発で服が所々燃えたりしてもう包帯とか下着見えてるんだけど…

体力的にも次で決めないと不味い

爆豪くんに向かって思いっ切り走り手前でジャンプすると背後を取られると想定したのか爆豪くんは振り向いて爆発させた

しかしオレには当たらなかった

背後を取ろうとしたのはフェイントで実際は肩を掴んだのだ

これだったらむやみに爆発すると自分にも被害が来るからね

思いっ切り力を込めて肩を握って動かす事で相手はバランスを崩して倒れた所に思いっ切り蹴りを入れる

そんでもって頭痛にもさせた

爆豪｢うｯ…痛てぇ｣

今爆豪くんは頭が割れそうなくらいの頭痛で苦しんでるはず

相手の手首を掴んで爆発を防いだ状態で思いっ切り蹴りを入れてる瞬間に手を離すと爆豪くんは吹っ飛んだ

貴方｢はぁ…はぁ…ｯ!?｣

爆豪｢スタングレネードｯ!!｣

場外手前で爆発を利用して跳ねっ返って来た爆豪くんはそのままの勢いでオレを掴んで爆発した

もう流石に動けない

私の個性は全て解除され、痛みに急に襲われた

爆豪｢…俺に勝てるわけねぇだろ｣

貴方｢いい所まで来てたと思ったんだけどな。降参だ｣

ミッドナイト｢痛静さん降参!爆豪くんの勝利!!｣

マイク『これで決勝は轟対爆豪に決定だｧ!!!』

爆豪｢…おらよ｣

そう言って手を突き出す爆豪くん

え???手を貸してくれる何て思いもしなかった

手を掴むと雑だけどしっかり立たせてくれた

貴方｢ありがと｣

激しい痛みに襲われながらも退場すると人使がいた

人使｢大丈夫か?｣

貴方｢だいじょば無いから肩貸してー｣

正直立ってるのがやっとで支えがないと歩けない

そう思って言ったのに気づいたら世にいうお姫様抱っこをされていた

人使｢辛いんだろ?今リカバリーガールの所に連れてくから｣

貴方｢お願い…｣

今どうこう言う程元気はなく甘える事にした

リカバリー｢酷いのだけ治したけど。あんたあの怪我でよく戦ったね｣

そう言って肩USJ事件で出来た怪我を触った

貴方｢いっ、痛いんですけど!?｣

ちなみに人使は連れて行ってくれたあとクラスに戻りました

リカバリー｢…で?その傷、誰か知ってるのかい?｣

貴方｢いいえ。秘密ですよ｣

今回のでも事件でもない怪我を指さしてリカバリーガールさんは心配そうな顔をした