佰弐 ページ10
貴方side
貴方「…もしもし?」
真島『ん?なんや、月城ちゃん』
風呂から上がり、電話を掛けると数コールして出たまじにぃは何時もと同じような調子だった
でも流石にあの話は聞いているだろう。でも…
貴方「気にしてねぇかなって思って電話したけど平気そうで良かった」
真島『嶋野の親父の事やな…確かに俺の親父は嶋野太や。けどな月城ちゃん、別に俺はそんな事で桐生ちゃんを恨んだりせぇーへんわ。それに親父から卒業したしな』
貴方「フッ…そっか、ならいいんだけど。急に電話してごめんな」
真島『えぇえぇ。別にそんなもん何時かけても気にする事なんてないで』
貴方「そっか。じゃあまた」
"ピッ"
ベッドに大の字で寝っ転がり天井を見つめる
貴方「お腹空いたかもしんない」
かといって出掛ける気にもならんし
いや、早いけどもう寝ちゃおう。うん。
どうせ明日から忙しくなるだろうし休めるうちに休んでしまえ
電気をリモコンで消して目を閉じるとすぐに眠りについた
・
・
・
次の日の朝、朝食を取りながら今日の予定を聞くとこの後東城会本部で4代目襲名式を行うそう
行った方がいいよな、流石に
そうと決まれば早い
今日はゆっくりしてたので開始時間までそんなに無く、食べ終わって直ぐに向かった
ちゃんとした場なので護衛を2人と浅田を連れてきたが…
会場はもう人でごった返していて3人とはぐれてしまった
まぁそのうち見つかるだろうけど
幹部の席は前なので取り敢えず向かえば昨日死んだ3人の席は空席のままだった
俺が寝てる間にミレミアムタワーは爆破し、錦山が他界したのだ
それで3人てわけ
あと遥ちゃんのお母さんも亡くなったらしいね
席にどっかりと座り暫くすると桐生さんが出てきた
貴方「ふーん」
なんかこれからのこと予想が着いた
桐生「3代目会長からの遺言状を預かっている。これに従い4代目会長は桐生一馬とする」
桐生「…そして、俺は5代目会長を寺田行雄とする」
"ザワザワ"
ここまでの予想は着いていた
桐生さんには遥ちゃんがいるし
だけど、近江のやつを東城会トップにするのは反発がデカいぞぉ?
桐生さんは言いたい事だけ言って台から飛び降りて出口まで走って行ってしまった
これから桐生さんはカタギの生活を始めるのだろう
あの人がいない間に神室町はどう変わるのだろうか…
〔龍が如く本編_完〕
162人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
レイナ(プロフ) - 糸野さん» コメントありがとうございます!シリーズが長いので引っ付くのに時間がかかりそうです…。久々のコメントで舞い上がりました、ありがとうございます!!!!! (2021年4月11日 10時) (レス) id: 62f57f1f40 (このIDを非表示/違反報告)
糸野(プロフ) - えっもう文豪??ってレベルで面白い作品です!いやー真島の兄貴が際立ってて最高!!これから恋愛ストーリーも発展していんですか!?みたいなドキドキもあって最高です!!更新頑張ってくださいね! (2021年4月11日 2時) (レス) id: 30290ca38a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ぷりん | 作成日時:2021年3月12日 21時