玖拾漆 ページ5
貴方side
貴方｢本気で言ってんのっっ!?｣
真島｢当ったり前や!｣
貴方｢死ぬってそれ…｣
どうもこんばんは、俺は今命の危機に晒されています
西田に桐生さんが桃源郷に向かったと聞いたまじにぃはトラックを2台用意させて突撃しようと企んでいます
文字通りの突撃
桃源郷にトラックを突っ込む荒業を自ら行うとまじにぃが運転し、俺は助手席。中には真島組と月城組
西田と浅田は留守番させてるけど
どんどんスピードを上げて楽しむまじにぃを余所に俺は上の手すりに必死に捕まって震えていた
先に行ったトラックが建物にめり込んでいるのが見えて覚悟を決める
真島｢イイ音聞かせろや!｣
貴方｢ひぃぃぃｯ!!｣
必死に目を閉じるなか、もの凄い衝撃に襲われた
貴方｢い、生きてる…?｣
フロントガラスに傷は付いているが割れることは無く、怪我をする事はなかったが…
貴方｢死ぬかと思った…もう疲れた帰りたい｣
真島｢なぁーに言うとるねん、月城ちゃん。行くで｣
ここまで来たら帰れないよなぁ
ドアを開けて瓦礫の上に飛び降りた
貴方｢それにしても派手に突っ込んだなぁ｣
ここは廃墟かってくらい入口が崩れてるんですけど
客やキャストが逃げ惑う中、俺たちだけ奥へ進んでいく
真島組はカタギにも容赦なく追いかけてんな
そのまま奥へ進んで行くとボブヘアーのキャストが1人でおろおろしていた
急にこんな事が起きたら怖いのは当たり前だろう
…あれ?まじにぃが居ない
女性｢助けてぇ!｣
え?
声がした方へ向かおう
曲がり角を曲がると先程の女性をまじにぃが捕まえている所が見えた
貴方｢いたいた…って、あれ?桐生さんじゃん。遥ちゃんも｣
桐生｢月城に真島の兄さん。あんた…まだ生きていたのか｣
貴方｢ちょっ、その言い方はないだろ!?見捨てたくs((｢助けて!お願い、助けて…!｣｣
あっ、そうか。今人質を取るような行動してたわ
真島｢おぉ〜よしよし…静かにせんかぁ!｣
女性｢ﾋｨ…ｯ!｣
女性は今にも殺されると思い小さな悲鳴が出たが、どうやらまじにぃに殺す意識は無いらしい
峰の部分を向けているからだ
まじにぃは大体カタギにまで手出しはしないし
桐生｢よせｯ｣
真島｢アァン?…お前、ベッピンさんやないかい!どや?俺の女にならんか?｣
俺の女…
さっきまでどうもなかったのに、胸がチクリと痛んだ
真島｢どやねん?えぇー?｣
断れ…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 162人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
レイナ(プロフ) - 糸野さん» コメントありがとうございます!シリーズが長いので引っ付くのに時間がかかりそうです…。久々のコメントで舞い上がりました、ありがとうございます!!!!! (2021年4月11日 10時) (
レス) id: 62f57f1f40 (このIDを非表示/違反報告)
糸野(プロフ) - えっもう文豪？？ってレベルで面白い作品です！いやー真島の兄貴が際立ってて最高！！これから恋愛ストーリーも発展していんですか！？みたいなドキドキもあって最高です！！更新頑張ってくださいね！ (2021年4月11日 2時) (レス) id: 30290ca38a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぷりん | 作成日時：2021年3月12日 21時
