弐佰壱 ページ19
貴方side
貴方｢ｯ…!?｣
真島｢なｯ…!｣
事務所に人の気配はなく、そのまま足を進めていると廊下に血痕
辿ってみると…植松がいた
椅子に座って脳天をぶち抜かれている状態で
植松組の代紋が組長の血で汚されるって…
真島｢植松…!｣
貴方｢…この場を一旦離れよう。時期にサツが来る｣
真島｢あぁ…｣
この事は直ぐに本部に話が行き、本日２度目の緊急幹部会が開かれた
飯渕｢今回の件…どういうことか説明して貰いましょうか?真島さん。そして何故貴方が噛んでいるかもね、月城さん｣
真島｢…説明もクソもないわ｣
貴方｢部屋に入ると既に植松が脳天ぶち抜かれてた。ただそれだけだ｣
そう。ただそれだけ
飯渕｢真島さんと植松は、時期若頭の座を争うライバル関係…。月城さんはその真島さんと凄く親しい間柄だ｣
貴方｢何が言いたい?｣
飯渕｢そして2人が死体の第一発見者…｣
真島｢…言いたいことがあるならはっきり言えや｣
飯渕の言いたいことはよくわかる
飯渕｢…植松を殺したのは、あんたらじゃないかって言ってるんですよ！｣
柏木｢くだらん推測はやめろ!真島と月城が殺したっていう証拠がどこにあるんだ?｣
柏木さんはこの話を聞いて立ち上がった
柏木さん。俺らのために言ってくれるのは貴方だけだ
だけど何も無いのは有利にも不利にもなる
飯渕｢証拠はまだありませんよ?ただ出てくるのは時間の問題でしょう。若頭候補だった植松は真島さんにとって最も邪魔な存在。そして親しい中の月城さんが手を貸すのも納得がいく…殺す動機として十分過ぎます｣
最初は説明しろと言って癖にこれじゃ誘導尋問じゃねぇか…
飯渕｢真島さんは"狂犬"って呼ばれてるぐらいですしねぇ…やっても何らおかしくはない｣
貴方｢…異名だけで人を判断するのはどうかしてるな｣
飯渕｢貴方は、死蝶…でしたっけ?死をもたらすんですよねぇ｣
貴方｢…ﾁｯ｣
神経逆撫でしねぇと生きれねぇのか飯渕
飯渕｢もうやめませんか?これ以上、古参同士のかばい合いは見てられない｣
柏木｢てめぇ…((｢柏木さん…もうええわ｣｣
柏木｢真島…｣
真島｢ワシぁごちゃごちゃ能書き垂れんのは苦手でのう…こいつらのくだらんお茶会に付き合うんはもう御免や。植松殺った奴の首ぃ獲ってくりゃあ…文句ないやろ?｣
飯渕｢ええ。もちろん…それができれば＿＿ね…｣
真島｢ﾌﾝ…行くで｣
貴方｢あぁ｣
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レイナ(プロフ) - 糸野さん» コメントありがとうございます!シリーズが長いので引っ付くのに時間がかかりそうです…。久々のコメントで舞い上がりました、ありがとうございます!!!!! (2021年4月11日 10時) (
レス) id: 62f57f1f40 (このIDを非表示/違反報告)
糸野(プロフ) - えっもう文豪？？ってレベルで面白い作品です！いやー真島の兄貴が際立ってて最高！！これから恋愛ストーリーも発展していんですか！？みたいなドキドキもあって最高です！！更新頑張ってくださいね！ (2021年4月11日 2時) (レス) id: 30290ca38a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぷりん | 作成日時：2021年3月12日 21時
