死蝶は舞う3〔龍が如く/2〕

佰肆 ページ12

貴方side


貴方｢はいはいはい、そこのシマを荒らしている皆さーん。単刀直入に言います。こっから出てって下さーい｣



真島｢そんな言い方舐められんで月城ちゃん｣



貴方｢大丈夫大丈夫。俺には"力"があるから｣



いつの間にか占領していた朝鮮マフィアのビルの前にいるけど誰も出てこず



ビル間違ってないよね??



貴方｢んじゃ、入りまーす。おめェら行くぞ｣



｢｢うぉぉぉぉ!!!!!｣｣



数人は入口に待機させて中へ入ると武器を持って向かい入れられた



貴方｢なんだ、聞いてんじゃんかよ｣



周りが戦い始める中、俺の前に来るやつは浅田とまじにぃが倒していくので構わず上を目指していく



まじにぃ得意の連続回転斬りが炸裂し、あっという間に廊下が片付いていく光景は本当に恐ろしい



貴方｢いやぁ、2人がいてホントに助かるよ。さぁ、こ こ か なｯ!!｣



遂にボスがいるであろう扉を蹴破るとプルプルと震えながら銃を構える物が1人いた



貴方｢撃てるならやったら?｣



そんな震えてたら当たらないよ



当たっても致命傷にはならない




マフィア｢ク、クルナ｣



貴方｢え?なに。何企んでるか知んねぇけど俺に命令出来るとでも??｣



俺が近づくと相手は後ずさりするが直ぐに壁に当たる



つまり逃げ口は無いわけだ



さぁどうする?



マフィア｢ｯ…!｣



これは本当に撃つな



そう思った瞬間胸元から銃を取り出し相手の手を打った




貴方｢つい手が滑っちゃったぁ｣



浅田｢早くしないと銃声音で察が来ますよ。どうします?｣



貴方｢ここで殺ってもいいけど…コイツらの目的とか聞いてなかったし。どっかで拷問かけてみるか。浅田、連れてけ｣



浅田｢へい｣



真島｢そんなんする必要あるんか?｣



貴方｢念には念をだ。坂本組にやらせておけ｣



なんかあっさり終わったな



貴方｢そんじゃ撤収するか｣



来た道を戻りながら伸びた仲間を回収して察が来る前に撤収した



貴方｢なんかあっさり終わったな、まじにぃ｣



真島｢せやなぁ。月城ちゃんが偉い人なんやなって思ったわ｣



貴方｢えっ、俺そんなに普段オーラない??｣



真島｢そりゃそうやろ｣



貴方｢…西田も??｣



西田｢いや、そんな事は…｣



思ってんだろコイツも



貴方｢まぁいいけど。あっ、そうだ。明後日西田借りていい?｣



真島｢かまへんけど何するんや?｣



貴方｢大丈夫大丈夫、平和なことだよ。大事な部下を傷つけたりしませんから｣

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