死蝶は舞う〔龍が如く〕

伍 ページ8

貴方side



真島「それより.....このアホゥどないしよか?」





ヤクザ「すんません！まさか桐生さんと月城さんとは…」





桐生「いや.....いいんだ」





優しいなー





貴方「特になんもないし」




基本桐生さんやったし





真島「月城チャンは兎も角、甘いなぁ!桐生チャン.....アマアマや!」





甘ったれた考えって言いたいと思うけどなんかアマアマって美味しそう






あと、兎も角ってなに





真島「ケジメはしっかりつけんと.....なあ!!!」





そう言ってまじにぃは傘で叩く





ﾋﾞｼｯ!





ﾊﾞｼｯ!





真島「まだまだいくでぇ!」





真島「おら!おら!おらあ!」





まじにぃは容赦なく殴り続ける





てかなんで傘持ってたんだろ?





真島「あぁ!!」





桐生さんがまじにぃの腕を掴み止めさせた






止めた時は傘のいしづで目を刺すすんでのところだった





真島「なんや?」





桐生「.....その辺で」





真島「お前の為にやっとんのやろうがぁ」





桐生「もう、十分ですから...」





このままやり続けると殺しかねないという所もあるだろう





俺からも言うか





貴方「そろそろやめとき?死んだらおもろない」





真島「ほぅ...ま、ええわ」





真島「お前も"子"持ったらこれくらい厳しくシツケなあかんでぇ」





厳しすぎだろさすがに…





真島「...行くで」





若衆「「へい」」





桐生「はい、覚えておきます」





桐生「でも....」





真島「ああん?でも何や?」





桐生「俺は俺のやり方でやらせてもらいます」





桐生さんはよくまじにぃに言えんなぁ





なんか尊敬するわw





真島「ほう....」





真島「どんなやり方でやるっちゅうんや?」





桐生「俺はちゃんと筋の通ったやり方で貫きます」





真島「なんや、おどれは俺に喧嘩売っとんのか?」





真島「ええやろ。いっちょやったろか」





ほらまじにぃも喧嘩モードだ





桐生「いいえ」





桐生「兄さんとここで、喧嘩をする理由はありません」





桐生「筋が通らねぇ」





桐生さんが言い切った瞬間まじにぃが顔を打った





真島「よっしゃ、これで俺と喧嘩をする理由はできたなぁ」





無理矢理だ





桐生「俺が兄さんをムカつかせたなら謝ります」





真島「なんやと....?」





傘の持ち手をグッと握り締め桐生さんを叩く





真島「おら!」





ﾋﾞｼｯ!




ﾊﾞｼｯ!





手抜き無しで叩いていく

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