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(遅刻)クリスマス企画 ページ49

※時代背景変わります


貴方side


貴方「さみぃーなぁ…なんでこんな雪降る中歩かなきゃいけねぇんだよ!」



東城会本部からの帰り道、神室町を1人で歩く



今日はキャッチの人はサンタ帽を被ったり、店の前にツリーを出したり



そして何よりカップルが多い



珍しく着ているコートの襟を上まで上げて顔を埋めた



?「おお、月城ちゃんやないかい」



聞きなれた声に顔を上げるとまじにぃがいた



こんな寒い日でも素肌にパイソン柄のジャケットか…



本人は平気そうだがこっちが見ていて寒い



真島「今日は偉い寒いなぁ」



貴方「その格好では説得力に欠けるよ」



真島「なんや、気温みたいに冷たい態度やなぁ」



そんな話より早く何処か室内へ避難したい…



貴方「クシュン!…」



真島「なんや、そんな寒いんならはよ言えや。行くで」



貴方「ちょッ…!」



まじにぃに手首を掴まれて引っ張られながら連れて行かれる



どこ行くんだ?



抵抗したところで何にもならない事は分かっているので大人しくついて行くとミレミアムタワーに着いた



ここはまじにぃの事務所がある所



エレベーターに乗りスっとボタンを押すまじにぃはまだ俺の手を離さない



貴方「俺は逃げたりしねぇからそろそろ離せよ」



真島「いいやあかん!」



なんでだよ



エレベーターから出て真島組の事務所へ着くとソファーに座らせられる



真島「ちょっと待っといてくれや」



ここは大人しくしておこう



それにしてもこの部屋は暖かいなぁ



空調がよく効いてる



このまま寝てしまいそうだ



真島「待たせたなぁ月城ちゃん。いや、Aちゃん!」



貴方「急に名を呼ぶなよ!」



真島「安心せぇ、ここは俺ら以外だーれもおらん」



貴方「だからってよー」



真島「そや、ワイン持ってきてん」



そう言って渡してくれたグラスを手に取るとホットワインだった



俺が寒い寒い言ってるから気を使ってくれたんだろう



真島「ここからの景色はええで。クリスマスで騒がしい神室町も上から見れば絶景や」



まじにぃについて行き窓辺へ向かうと確かに綺麗な夜景が見えた



貴方「…!?」



真島「メリークリスマスやで」



突然肩を抱き寄せられ驚いているとまじにぃの顔が近づいて驚いている間に頬っぺにキスをされた



真島「今日はこれで許したるわ」



貴方「私の方が上手なんだから」



余裕そうな顔の仕返しに唇にしてやると驚いた顔の後私を抱きしめた

作者より→←肆拾肆



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設定タグ:龍が如く , 真島吾朗 , ヤクザ   
作品ジャンル:恋愛
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わかな(プロフ) - 励みになるだなんて!嬉しいです! 毎日楽しみにしていますが、作者さんのペースでいいので! 無理せず頑張ってくださいね! (2018年9月24日 21時) (レス) id: af4fbd9f03 (このIDを非表示/違反報告)
★レイナ☆(プロフ) - わかなさん» コメントありがとうございます!更新の励みになります!これからも真島さんとのごちゃっとした話になると思いますが、これからもよろしくお願いしますッ!! (2018年9月24日 21時) (レス) id: 62f57f1f40 (このIDを非表示/違反報告)
わかな(プロフ) - めっちゃ面白い話ですね! 続き楽しみにしてます!!! (2018年9月24日 19時) (レス) id: af4fbd9f03 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぷりん | 作成日時:2018年8月15日 17時

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