肆拾參 ページ47
貴方side
真島「せや、月城チャンも踊れや」
貴方「い、いや。まじにぃの魅力で桐生さんを虜にするんだろ??」
お願いだから俺を巻き込むな
真島「ええからやってみ?」
貴方「こんなのやった事な((「ええからやれや!」へ、へい」
まじにぃってさ、別にいいけど俺の方が立場上って忘れてない??
いやいいけどさ
貴方「どうやるんだ??」
同じ動きが出来ねぇ…
真島「こう、適当に棒持って身体くねらせたらええねん」
真島先生そんな才能ないんで無理っすよ…
そんな言葉は言えないのでどうしようかと考えているとまじにぃが俺の後ろに周り手手首を掴んだ
!?
真島「…こう後ろに手を伸ばして回すんや。そして棒を持つ」
まじにぃは至って真剣にやっているだけだった
俺だけ意識しちゃってバカバカしい…
真島「今度は1人でやってみぃ」
貴方「こ、こうか?」
教えて貰った通りに体を少しくねらせてポールを脚で挟んで回って見せた
真島「…なんや月城チャン出来るやないか!ゴッツええで。でもこれ桐生チャンに見せたら桐生チャン惚れてまうから無しや」
貴方「それってd(("ガチャ"「桐生チャンやな!」」
聞こうと思うにももう桐生さんは来たらしくまじにぃはスタンバイしてしまった
扉が開く瞬間に踊り始めたまじにぃとそれを見て顔を顰める桐生さん
真島「どや?桐生ちゃん…♡」
色気を含む言い方にどんどん嫌そうな顔をする桐生さんは実に面白い
真島「ようこそ桐生ちゃん!どや、興奮したか?」
桐生「するわけねぇだろ!こんな茶番だとわかっていたら来なかったぜ」
貴方「まぁまぁ」
宥めながら扉に持たれる
真島「お?なんや。ひょっとしてお姉ちゃんが観られるかも思って期待しとったんか?イヤーん、桐生ちゃんたらッ♪」
桐生「そ、そういうわけじゃねぇ。だが、あんな踊りを見せられた程度でもてなしだなんだと言われてもな..」
真島「なんや、不満なんか?ほなこうしよか。今日だけは踊り子さんにお触り自由や!でも月城ちゃんはアカンで?」
桐生「触るか!..ったく、とにかく失礼させてもらうぜ」
そうなると思って扉に持たれてたんだよねぇ
桐生「月城、通らせてくれ」
貴方「えー。せっかく来てくれたのにそんな軽く言わねぇでもっと遊ぼうぜ?なッまじにぃ?」
真島「そや。せっかく借りてんからのぅ」
桐生「こんな茶番はごめんだ。帰らせてもらう」
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わかな(プロフ) - 励みになるだなんて!嬉しいです! 毎日楽しみにしていますが、作者さんのペースでいいので! 無理せず頑張ってくださいね! (2018年9月24日 21時) (レス) id: af4fbd9f03 (このIDを非表示/違反報告)
★レイナ☆(プロフ) - わかなさん» コメントありがとうございます!更新の励みになります!これからも真島さんとのごちゃっとした話になると思いますが、これからもよろしくお願いしますッ!! (2018年9月24日 21時) (レス) id: 62f57f1f40 (このIDを非表示/違反報告)
わかな(プロフ) - めっちゃ面白い話ですね! 続き楽しみにしてます!!! (2018年9月24日 19時) (レス) id: af4fbd9f03 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぷりん | 作成日時:2018年8月15日 17時