死蝶は舞う〔龍が如く〕

肆拾壱 ページ45

貴方side



西田｢実は…親父の誕生会今年はやらなったところ拗ねてるみたいで｣



貴方｢そういえばまじにぃの誕生日知らねぇな｣



西田｢5月14日ですよ｣



えっ



貴方｢もう12月だぜ?来年の誕生日の方が近いんだが…｣



西田｢来年は来年でやりますよ!話は戻りますが、誕生会は親父に誕生日プレゼントを送るんす。でも下手に無難な物を上げると気に入らんとボコボコにされるんです｣



それはお疲れ様です



西田｢それに今回はハードル上げてしまって…親父が喜ぶ物を考えるのを叔父貴、月城さん手伝って欲しいんです!あと誕生会に出席して下さい！親父が喜びますんで!!｣



親父思いだなぁホントに



俺の誕生日は誰も祝わねぇのによー



貴方｢…そこまで言うなら協力してやるよ｣



西田｢ありがとうございます!!｣



貴方｢そんで?プレゼントを考えるつっても何かヒント見たいなのないのか?何か呟いてない?｣



まじにぃの事喧嘩が好きなの以外わからん…



西田｢そういえば…桐生さんと喧嘩するのは好きだが四六時中見張るのはとか言ってました｣



貴方｢俺を巻き込んで置いて?｣



西田｢…すみません｣



貴方｢西田は悪くないだろ。ていうかその情報で答えは出てるんじゃ?｣



西田｢?｣



これを教えると俺が更に巻き込まれるが…西田が困ってるんだ、言ってやろう



貴方｢いいか?四六時中見張れないんだったら普段何してるか調査すりゃあいいんだよ｣



西田｢調査?…あっ!叔父貴のお陰でプレゼント思いつきました！早速調査を初めてみます。失礼します!｣



西田も桐生さん探しに行ったしどうしようか



あー、まじにぃの誕生会出るからには手ぶらでは行けねぇよな



まじにぃ時計とか使わなさそうだしな…



いっつも使ってるし手袋でいいか



毎日着けてるから傷んでるだろうし



大きさは大体把握してるし大丈夫だろう



明日行きつけの店にオーダーしよう



そしたら帰るかー



どっかのチンピラと喧嘩した後、適当にタクシーを捕まえて帰宅した



(翌日…)



店員｢ではこちらの品をお作りするのにお時間頂きますので本日19時以降にお戻りください｣



貴方｢よろしく頼むよ｣



店員｢ありがとうございました｣



浅田に夜取りに行ってもらわないとな



キャバの後は流石に遅すぎるしな



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どうも作者です
これまでどこでも真島システムをメインに進めましたが本編優先の方がいいでしょうか？
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