肆拾 ページ44
貴方side
貴方｢おぉー!!!!｣
目の前にはキラキラと輝くイチゴ
早乙女｢さぁどうぞ｣
貴方｢頂きます!!｣
フォークで真っ赤なイチゴを刺して口へ放り込むと酸っぱさからの甘さという言葉では表現出来ない程美味しい連鎖が口の中を支配する
これ絶対高いやつだわ
早乙女｢本当に美味しそうに食べるんだね｣
貴方｢ホントに美味しいんですもん｣
あっこれだけ貰ってたら少しはサービスしないとな
恥ずかしいけど…
貴方｢つよしさんもどーぞ。はいあーん｣
イチゴが刺さったフォークをつよしさんの口元へ運ぶ
つよし｢えっいいのかい?…うん。Aちゃんに食べさせて貰ったから更に美味しく感じるよ｣
!?!?
貴方｢はっ、えーとその…///｣
早乙女｢顔真っ赤だよ?｣
だって普段やらねぇ事してんだぜ?
それであの返しは照れるに決まってるだろ！
貴方｢誰のせいでしょう｣
早乙女｢ごめんごめん。イチゴを食べて機嫌を直して?｣
弄ばれてる感すげぇけど言われた通りイチゴを食べる辺り俺ってチョロいよな…
"ｶﾞﾀﾝ"
えっ何今の音??
店全体が静まり帰り後ろでかけているBGMだけが唯一の音となった
｢舐めんなよ…毎日シャドーを欠かさねぇ俺の拳、受けてみやがれ!｣
客が暴れてるのか？
?｢やれるもんならやってみぃ｣
あれ?この声は…まじにぃ!?
後ろなのでよく分からないが喧嘩するようだ
やるなら店の外でやれよ…
早乙女｢大丈夫なのかい?｣
貴方｢大丈夫ですよ。それに何かあっても私がつよしさんを護ります!｣
イチゴ分は働くぞ
早乙女｢それならいいが…｣
つよしさんのグラスにお酒を注ぎ飲もうと促すとすっと会話に戻った
それは周りもそうみたいで同じような事がもう一度あったが気にせずにいつの間にか喧嘩していたことも忘れて閉店時間まで(延長して貰った)接客した
と言うか見て見ぬふり?
2回目の迷惑客は店長が対処したっぽい
貴方｢ありがとうございました!｣
最後に客を見送り店の中に戻ると店長が突っ立っていた
貴方｢どうしたんだよ?｣
店長｢あっいえ…そうだ、ゴロ美さんはもう帰られましたよ｣
飽きて帰ったんだな…
貴方｢ありがとな｣
俺もさっさと帰るか
着替えをサッと済ませて適当に挨拶して店を出る
?｢月城の叔父貴!｣
貴方｢ん…?西田か｣
まじにぃ居ないのに何故ここへ?
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わかな(プロフ) - 励みになるだなんて！嬉しいです！ 毎日楽しみにしていますが、作者さんのペースでいいので！ 無理せず頑張ってくださいね！ (2018年9月24日 21時) (
レス) id: af4fbd9f03 (このIDを非表示/違反報告)
★レイナ☆(プロフ) - わかなさん» コメントありがとうございます！更新の励みになります！これからも真島さんとのごちゃっとした話になると思いますが、これからもよろしくお願いしますｯ!! (2018年9月24日 21時) (レス) id: 62f57f1f40 (このIDを非表示/違反報告)
わかな(プロフ) - めっちゃ面白い話ですね！ 続き楽しみにしてます！！！ (2018年9月24日 19時) (レス) id: af4fbd9f03 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぷりん | 作成日時：2018年8月15日 17時
