參拾肆 ページ38
貴方side
組員｢にしてもよぉ。親父、なんでキャバ嬢になるなんて言い出したんだ?｣
西田｢俺も知りたいっす…｣
こそこそと話す2人の話に耳を傾けるとどうやらまじにぃがゴロ美になった理由は知らないらしい
事務所からあの格好してこの店来たのに理由聞いてないのかよ…
いや、むやみに聞いたらどつかれるしな
組員｢お前聞けよ…｣
西田｢嫌っすよ…!また殴られますって!｣
またってどんだけ殴られてるんだ…
真島｢何こそこそ喋っとんねん！おう、西田!｣
あっ、こうやって殴られる流れになるんだなきっと
西田｢は、はい｣
真島｢桐生チャンに連絡しろや。ゴロ美が店で待ってまーす♪言うてなぁ｣
いや殴らないのかよ
1人で突っ込んでしまった…
貴方｢もう桐生さんに連絡するのか?｣
西田｢へ?桐生の叔父貴に…?｣
真島｢当たり前やろが!桐生チャン怒らすためにやっとんのやから!｣
組員｢どゆことっすか?｣
真島｢かぁーｯ!お前らホンｯマ鈍いのう!ええか?俺は桐生チャンと喧嘩がしたい。せやけど桐生チャンにその気は無い。なら、その気にさせるしかないやろ。つまり怒らせるっちゅう事や!｣
うんうん
真島｢キャバで楽しもうと思ったらモンモンぴっちりのヒゲ眼帯が出てきた_なら桐生チャンもムカつくに決まっとる。そうすりゃ喧嘩や!どうや!完璧な作成やろ!｣
一同-貴方｢な、なるほどー…｣
真島｢俺は控え室にでもおっとくわ。もうお前らは帰れや｣
西田/組員｢へい｣
"ﾊﾞﾀﾝ"
店長「…あー、衣装の方は店が貸し出すんで。まりちゃん呼んできて」
ボーイ｢は、はい!｣
ちょうどいいタイミングで部屋に入ったボーイに呼ばせて直ぐにまりという方が来た
まり「じゃあ、月城さんついてきて?」
まり「こっちよ」
ある部屋へ通されると、スパンコールをあしらったものから黒などのシックなドレスがズラリと並んでおり、壁際にはドレスと同じく女優鏡が並んでいた
それを見て思わず後ずさりするところだった
普段は全くの無縁なだけにどれも目がチカチカするほど眩しい
まり「サイズ測らせてね」
貴方「あ、ああ」
まり「それじゃあ、ジャケット脱いで?」
言われた通りジャケットを脱ぎ、近くの椅子に置くと、どこから取り出したのだろうかメジャーであちこち計られる
正直言ってあまりいい気はしないが、されるがままになる
まり「貴方って女の子?」
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わかな(プロフ) - 励みになるだなんて！嬉しいです！ 毎日楽しみにしていますが、作者さんのペースでいいので！ 無理せず頑張ってくださいね！ (2018年9月24日 21時) (
レス) id: af4fbd9f03 (このIDを非表示/違反報告)
★レイナ☆(プロフ) - わかなさん» コメントありがとうございます！更新の励みになります！これからも真島さんとのごちゃっとした話になると思いますが、これからもよろしくお願いしますｯ!! (2018年9月24日 21時) (レス) id: 62f57f1f40 (このIDを非表示/違反報告)
わかな(プロフ) - めっちゃ面白い話ですね！ 続き楽しみにしてます！！！ (2018年9月24日 19時) (レス) id: af4fbd9f03 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぷりん | 作成日時：2018年8月15日 17時
