參拾參 ページ37
貴方side
店長｢こ、ここ香水…!?ま、まさかそんな手が…!!一生の不覚…!で、でもこれはスクラッチの景品です。あげられませんよ!｣
一生の不覚ってw
真島｢ほう、ならスクラッチで当てればええんやな｣
店長｢え?｣
真島｢俺を採用できひん理由はあと匂いだけ。それは香水つけりゃ直る。その香水は目の前にあってそれはスクラッチで手に入る。せやからスクラッチでその香水当てたる言うとんねん｣
直すと言うより隠すだと思うが…
真島｢そのあかつきには晴れてゴロ美さん正式採用…そういう事やな?｣
店長｢う…!は、はいぃ…｣
貴方｢西田に持ってきて貰ったら方が早いのでは…?｣
真島｢おう!よっしゃ!!首洗って待っとけや!!｣
貴方｢えっ!ちょｯ、まじにぃ…!｣
"ﾊﾞﾀﾝ"
行っちゃった…
この空気の中で俺はどうしたらいいんだよ…
貴方｢あー、えーと。うちの子がすいません?｣
いやうちの子じゃねぇな…どうしよ
店長｢あっ、いえ…｣
続かない…
貴方｢えーと。ずっとゴロ美の話でしたけど俺はどうなんです?｣
そうなんだよ、俺は何すれば採用??
店長｢アナタは男らしい格好ですか、品がある。顔立ちも中性的で悪くないので不採用にする材料はほぼないですので…｣
貴方｢匂いは?｣
店長｢爽やかな香りのする香水をつけているので問題は無いです｣
つまり好感度はまじにぃことゴロ美より断トツ高いと
喜んでいいのだろうか?
"ﾊﾞﾝ!!"
真島｢待たせたなぁ｣
思ってたより帰ってくるの早かったな
まじにぃの後ろには西田と名前は存じ上げないけど見た事ある組員
真島｢どや?俺がどんな匂いするか言うてみぃ｣
店長｢…は、はい…お花畑にいるみたい｣
真島｢もう血の匂いはせぇへん言うことやな?｣
店長｢は、はい…｣
言わせてる感半端な
香水は西田が持ってきたのか、スクラッチをしたのか
真島｢なら…ゴロ美、無事採用やな?｣
店長｢はぃ…よろしくお願いしまぁす…｣
貴方｢お、俺も?｣
店長｢も、もちろん。居てもらわないと！｣
ん?
それはまじにぃを止められる人と思われているのか?
真島｢ホンマここまで来んのに長かったわ…｣
確かにな
西田｢あの、うちの親父がホントすんません…ご迷惑をおかけした分は、お返ししますので…｣
西田もほんと苦労人だなぁ
店長｢お気遣いありがとうございます…｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 133人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
わかな(プロフ) - 励みになるだなんて！嬉しいです！ 毎日楽しみにしていますが、作者さんのペースでいいので！ 無理せず頑張ってくださいね！ (2018年9月24日 21時) (
レス) id: af4fbd9f03 (このIDを非表示/違反報告)
★レイナ☆(プロフ) - わかなさん» コメントありがとうございます！更新の励みになります！これからも真島さんとのごちゃっとした話になると思いますが、これからもよろしくお願いしますｯ!! (2018年9月24日 21時) (レス) id: 62f57f1f40 (このIDを非表示/違反報告)
わかな(プロフ) - めっちゃ面白い話ですね！ 続き楽しみにしてます！！！ (2018年9月24日 19時) (レス) id: af4fbd9f03 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぷりん | 作成日時：2018年8月15日 17時
