參拾貮 ページ36
貴方side
真島「それの何がアカンねん」
ここはそういった人向けの店ではないという事では??
店長「うっ。ﾎﾞｿﾎﾞｿ…だ、ダメだダメだ!採用出来ませんｯ!お引き取り下さいｯ!」
真島「なんでやねん!こんな上玉滅多におらんで!」
裾の短いドレスの下は別のお洋服着てるし、髭生えてるし…いやホラーでは??でも…
貴方「そこを何とか!」
まじにぃの願いは叶えたい…!
店長｢た、確かによく見れば顔は整っている…ヒゲ剃ってくれればあるいは…。い、いやいや。キャストというのは容姿だけじゃダメ。その佇まい、所作…それら全部求められるの!｣
そう言うと俺らの方を観察した
店長｢何ですかアナタその座り方!月城さん?はいいけどアナタよ!がに股おっぴろげちゃって!ああやだ、はしたない!｣
オカマ口調で注意するのでまじにぃを見ると確かに座り方はアレだな…
真島「せやったら内股んなったるわ。それで一丁解決やろが」
店長｢う…で、でも刺青入ってるし…｣
真島｢刺青禁止なんて何処にも書いてへんかったで｣
店長｢そ、それは…｣
真島｢結果は出たようやな…採用や｣
店長｢いやいや、それはこっちが決める事だから!｣
論破されまくる店長
まじにぃを応援するけど店長もいい返しを繰り出せ!
店長｢…ゴロ美さん、でしたね。アナタキャバクラで1番大事なこと…分かりますか？｣
真島｢あっ?なんやそれ｣
客を満足させる事以外か?
店長｢それはお客様に寛いでいただくこと…!自宅より実家よりもリラックス出来る空間…!それが当店のポリシー。だからゴロ美さんと月城さんアナタたちを採用するわけには行かない…!｣
真島｢なんでやねん｣
店長｢アンタからさぁ…匂うんだよぉ…!血の匂いが…プンプンとなぁ…!!アンタ…相当な修羅場潜ってきたね…?隠したって匂いで分からぁ…｣
そう言ってまじにぃを指さす
俺はいいのかよ
確かに匂いとか気にして香水付けるけど…
店長｢そんな物騒な匂い振り撒かれちゃぁ、お客様が寛ぐなんてまず無理!!故に不採用ｯ!!どうだ…これは覆らないｯ…!｣
でも店長も怖いもの知らずだなぁ
こんな見た目のまじにぃ相手によく言い返せる
真島｢…それさえクリアすりゃ採用なんやな?｣
貴方｢?｣
店長｢えっ?え、ええ…クリア出来るなら、まぁ…｣
真島｢丁度そこに香水があるやないか。ちょっと貸せや｣
香水作戦って俺と似たような事か!!
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わかな(プロフ) - 励みになるだなんて！嬉しいです！ 毎日楽しみにしていますが、作者さんのペースでいいので！ 無理せず頑張ってくださいね！ (2018年9月24日 21時) (
レス) id: af4fbd9f03 (このIDを非表示/違反報告)
★レイナ☆(プロフ) - わかなさん» コメントありがとうございます！更新の励みになります！これからも真島さんとのごちゃっとした話になると思いますが、これからもよろしくお願いしますｯ!! (2018年9月24日 21時) (レス) id: 62f57f1f40 (このIDを非表示/違反報告)
わかな(プロフ) - めっちゃ面白い話ですね！ 続き楽しみにしてます！！！ (2018年9月24日 19時) (レス) id: af4fbd9f03 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぷりん | 作成日時：2018年8月15日 17時
