拾玖 ページ22
貴方side
桐生「クソッ、しかたねぇ...来い!」
バットをヌンチャクの用にさばいていくまじにぃ
あれ、まじにぃに教わったけどマジで難しかったなー
ふらついた所をバットで殴り倒しさらに1発入れていく
容赦ないように見えるが相当手加減しているな
桐生さんも負けじと背後に周り、回し蹴りを入れていく
多分無理やりでも桐生さんに勝たせる気だろう
本当にそんな感じの戦いだった
しばらく続いたが桐生さんの勝ちで終わった
桐生「チッ..ついつい乗せられて熱くなっちまった。こんな喧嘩をしたの久々だぜ」
確かに今回の桐生さんは前回よりも生き生きしていた気がするな
真島「せや、少しは昔のお前を取り戻してきたみたいやな..無理やりにでも喧嘩を売った甲斐があったっちゅうもんや」
真島「けど、まだまだや。お前はまだ本調子やない。10年のブランクは相当なモノみたいやな」
ただ喧嘩をしたいっていうのだけでなくしっかりとした理由があるんだな
まじにぃは無茶ぶりやら一見ただのクレイジーかと思いきや、しっかりとした理由があるからそこが不思議だわ
桐生「まだ続けるつもりか?」
真島「当たり前やないか!俺がやり合いたかったあん頃の"堂島の龍"に戻るまで、俺らはお前を付け狙い続けるで!な、月城チャン!」
ん?なんかこっち見てきた
貴方「..え?..あ、ああ」
桐生「マジかよ...」
見たか今の、桐生さんのこれでもかと言うほどの嫌そうな顔を..
眉間にすげぇシワできてさ
真島「次はどないして喧嘩買うて貰うかのぉ?ヒヒヒ、ワクワクしてきたでぇ〜!」
真島「ほな行こか」
貴方「ん」
まじにぃのバットを肩に担ぎ背中を追いかける
貴方「桐生さんとやっと喧嘩できて良かったなぁ」
貴方「随分と余裕そうで何より」
先程殴り合っていたとは思えないほどピンピンしてる姿は余裕が伺える
真島「やけどまだまだや。桐生ちゃんの実力はこんなもんやない、堂島の龍を取り戻し、さらに上り詰めるで、桐生ちゃんは。早うやり合いたいなぁ〜」
貴方「まじにぃを超えるかもしんねぇぜ?」
桐生さんが強くなるほど比例してまじにぃも強くなっていくんだろうな
?「おい、そこの阿呆!」
んだよ..
?「そこのバット持っとるお前や!はよ止まらんかい!」
どうやら喧嘩を吹っかけられたようです
133人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
わかな(プロフ) - 励みになるだなんて!嬉しいです! 毎日楽しみにしていますが、作者さんのペースでいいので! 無理せず頑張ってくださいね! (2018年9月24日 21時) (レス) id: af4fbd9f03 (このIDを非表示/違反報告)
★レイナ☆(プロフ) - わかなさん» コメントありがとうございます!更新の励みになります!これからも真島さんとのごちゃっとした話になると思いますが、これからもよろしくお願いしますッ!! (2018年9月24日 21時) (レス) id: 62f57f1f40 (このIDを非表示/違反報告)
わかな(プロフ) - めっちゃ面白い話ですね! 続き楽しみにしてます!!! (2018年9月24日 19時) (レス) id: af4fbd9f03 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ぷりん | 作成日時:2018年8月15日 17時